断ち切れ!ロコモスパイラル

ランニング
ソニー健康保険協会 https://www.sonykenpo.or.jp/member/health/locomo/locomo_a.html

ロコモスパイラルに陥る

ランニングサンダルで膝を壊してというもの、どうやら慢性化してしまった感じがありる膝の痛み。

最近再開したランニングも、少し無理をして負荷をかけるとすぐに膝痛が出現してきます。

この先に待ち受ける最悪の結果とは何でしょうか…。


膝が痛いから動かなくなる。

動かないから、足腰が弱る。

結果、体重だけが増え、更に膝が痛くなる。

これを放置すること幾星霜。

行き着くところは要支援・要介護。

その原因の1/4が、運動器(関節や筋肉)の障害と言われています。

ロコモ チャレンジ!推進協議会 HPより
ロコモを知ろう | ロコモONLINE | 日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」とは運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことです。進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。ロコモONLINEでは、日本整形外科学会専門医が中心となり、ロコモの予防・啓発活動を行っています。健康寿命は、健康な足腰から。今日から「長生きを支える、足腰づくり」...

この恐ろしい負のスパイラルは、ロコモスパイラルと言うそうです。


膝の痛みは、お茶の稽古にもダイレクトに悪影響を与えます。

基本姿勢である正座が大変に辛くなるのです。

体重を減らし、膝への負荷を減らすことは急務と思われました。


スパイラルを断ち切る刀

そんな折、ある友人がうちに遊びに来ました。

自転車が大好きな友人の話を聞いているうちに、愛読書の文章が脳裏によぎります。

ランス・アームストロングは史上有数の持久力を誇るアスリート〔ツール・ド・フランスで七年連続総合優勝〕だが、初マラソンではほぼ一マイルごとにエナジージェルを補給しても、足をひきずりながら走りきるのがやっとだった。

ニューヨークシティマラソン後にランスが元妻に宛てたテキストメッセージは、「オー。マイ。ゴッド。痛い。つらい」。

—『BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』クリストファー・ マクドゥーガル著 Kindle版 p.23

(ランニング障害を負った筆者が病院を受診して)

「ランニングをつづけるのはけっこうだが、またこれを打ちに戻ってくることになるでしょう」

と彼は言い、コーチゾンのつまった太い注射器をチンと指の爪ではじくと、私の足の裏に針を突き刺した。(中略)

「私のおすすめを知りたいかね?」

トーグ博士は締めくくりに言った。

「自転車を買いなさい」

—『BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』クリストファー・ マクドゥーガル著 Kindle版 p.14

これらはランニングに対して自転車を揶揄するような記述ではありましたが、つまりそれだけ自転車は身体に負荷が少ない可能性があると言う事。

何にしても試してみないと気が済まない私。

自転車を手に入れた後、試しに漕ぎ出してみると、ランニングと比べると全くと言って良いほど身体に負担がかからない事に驚きました。

これなら運動を続けられるかもしれない…!

ロコモスパイラルを断ち切る刀を見つけたような気持ちになりました。

Domane AL3. 2023/9


人生100年。

これからしばらくは、自転車を相棒に日々の運動に励んでゆきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました