Gardeners’ World,2021年10月号のレビュー

植物

イギリスの園芸雑誌、Gardeners’ World のレビュー。

今月号は「よりよいガーデナーになるための方法:10の必須技術」という特集が目に留まりました。

球根の植え方

その中の一つ、球根の植え方がとても勉強になったのでメモしておきます。

球根のラザニア(層)を作ろう

球根を鉢植えにぎっしりと密植すると、春には見事です。

最も大きく、咲くのが遅い球根を底の方から植え始めて、小さく早い種類を浅いところに植え付けましょう。

最上層:トップレイヤー

上層には、クロッカスやスノードロップ、ムスカリなど、小さくて咲くのが早い植物を植えましょう。

より大きい球根を下の層に植えた時は、層と層が5cm程度の厚みになるように培養土を入れましょう。

表面の剥き出しの土を隠すには、砂利を被せたりしても良いし、カバープランツとしてビオラやパンジーを植えても良いでしょう。

中間層:ミドルレイヤー

スイセンやアイリス、ヒアシンスなど3月ごろに咲く中くらいの球根は、真ん中の層に植えましょう。球根同士は3〜5cm程度離して植え付けます。

最下層:ボトムレイヤー

4月ごろに咲くチューリップやアリウム、アネモネの球根は一番下の層に植えます。

植木鉢の底に10cm程度の培養土を敷き、球根同士の間隔は3cm程度離して植え付けます。

Gardeners’ World.Oct,2021より翻訳

球根の鉢植え STEP BY STEP

1.球根の植え付けでは、水捌けの良さが非常に重要です。植木鉢は大きい穴の空いているものや、複数の穴が空いているものがよいでしょう。まずは、植木鉢の1/3程度の培養土を入れます。

2.球根同士の配置では、球根と球根が触れ合わないようにしましょう。 上で紹介したように2層、3層と球根をぎっしり詰め込むこともできます,が、球根が成長できる様に少し間隔を広くとってください。

3.球根を配置したら培養土を入れて、やさしく押さえましょう。植木鉢の淵から3-5cm程度、ウォータースペースを確保しておきましょう。代わりにパンジーやサクラソウなどを植えてもよいでしょう。

4.水をあげましょう。鉢植えの置き場所ですが、冬の間はどこか雨風がしのげる場所で冬越ししましょう。その場所が暖かい場所であれば、より早く開花するでしょう。

Gardeners’ World.Oct,2021より翻訳

球根を植える深さの謎

日本のいろいろな園芸サイトでは、球根の植え付けの深さは鉢植えと庭植えで次の様に記載されていることが多いです。

  • 鉢植え…球根の頭が隠れるくらい
  • 地植え…球根の高さの2,3倍程度の深さ
庭チャンネルより引用

しっかりと深めに植えたほうが良いのか、はたまた土がかぶる程度で良いのか、あるいはどっちでもよいのか…。

我が家の秋植えチューリップは頭が見えちゃってます。笑

2021/09/30

これは試してみないとわからないですね。

実験してみたいと思います。

コメント

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