サフラン、植え付けと育て方

植物

園芸店で偶然発見。

サフランの球根です。

2021/08/26

サフランといえば「サフランライス」で知られる有名なスパイス。

サフランは、秋咲きのクロッカスの一種で、もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていましたが、今は観賞用としても利用されています。

パエリアやサフランライスの黄色は、サフランの3裂した赤色の雌しべから得たものです。
球根は7月ごろから流通します。

8月に植えつけると、マツの枝のような葉が出て、10月中旬から12月上旬には1球から2~3本の花茎が伸びて開花、その後葉がさらに長く伸びます。

今年限りの花として楽しむのであれば、球根を土に植えずに、皿や器に転がして、半日陰に置いておくだけで花を見ることができます。

みんなの趣味の園芸 育て方図鑑より引用改変

まさかあのサフランが、雌しべだったなんて知りませんでした。

培養土と赤玉土を1:1で植え付けました。

2021/08/26

作業中、猫が見学にやってきました。

猫にとって玉ねぎが毒であることはよく知られていますが、玉ねぎは鱗茎であることを考えると、この球根も毒かもしれない….

そう思ってGardeners’ Worldで調べてみると、やはり毒でした。

Gardeners’ World, Crocus sativus より

食べなければ大丈夫だとは思いますが、一応注意が必要ですね。

同じくGardeners’ World、そして趣味の園芸から育て方などを引用しておきます。

Gardeners’ World, Crocus sativusより

主な作業

花がら摘み:花が咲き終わったら、花を引き抜きます。

球根の掘り上げと貯蔵:5月ごろから茎葉が枯れ始めます。

梅雨前に黄変した葉をつけたまま球根を掘り上げ、雨の当たらない風通しのよい場所で乾かし、完全に茎葉が枯れたらそれらを取り除いて涼しい場所で保管します。

鉢植え株を雨が当たらない場所で管理できる場合は、掘り上げは数年に1回でよいでしょう。

球根は分球して小さくなるので、翌年は咲かないか、花が貧弱になることがあります。しかし、養成すればまた肥大して立派な球根になります。

みんなの趣味の園芸 育て方図鑑より引用改変

分球して増やしてみたいので、1鉢5球ずつ、ゆとりを持って育ててみようと思います。

そういえばそろそろ秋植え球根の時期ですね。

園芸コーナーが賑わってくるのが楽しみです。

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