ナツズイセン

植物

見たことも聞いたこともない生き物は、意外とそこら中にいるものです。

今日みつけたそれは、ナツズイセン。

夏の水仙、という名前ですがヒガンバナの仲間です。

2021/08/15

突然、地面からスックと現れるので驚きます。

花の時期と葉っぱの時期がズレているタイプ。

以前ラジオで聞いた話だと、これも一つの生存戦略。

葉っぱは生きていくための養分を作る装置であり、植物たちは生存をかけて日照をめぐり争っています。

とりわけ日照の良い夏は激戦シーズン。

良い条件をめぐって激戦を戦うのではなく、他の植物が枯れ果てた冬に葉っぱを出して栄養を蓄えます。

「条件は悪いが、争いのない」ところで生きていくのを選んだのがこのタイプです。

人生100年を生きていく上で、これも一つの参考になる生き方だと感じました。

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