油かす液肥、連続生産

植物

液肥を投与すると高い有効性が得られる反面、思いのほか消費量が多く、あっという間になくなりそうです。

液肥はすぐには作れない

20倍の希釈倍率でも、4Lのジョウロで200cc使うので10回追肥するだけで2Lも消費してしまいます。

トウモロコシの栽培やデルフィニウムの成長で、追肥の重要性を実感した私。

油かす液肥は発酵を伴うため、投与するまでに1-2ヶ月の時間がかかります。

無くなってから慌てないように、どんどん生産することにしました。

2021/05/11
2021/06/09

油かす液肥の匂い対策

効果が良く、値段も安い油かす液肥。

ネックとなるのは次の点でしょうか。

  • 油かすの粒が散布機の噴出口を詰まらせる
  • くさい匂い
  • 発酵に時間がかかる

発酵に時間がかかるのは特性上仕方がありませんが、においと粒は困ります。

どうしたものかと何気なく昔の本を見返してみたら、新しい発見がありました。

手作り液肥の困ったところはそのにおいだが、乳酸菌、光合成細菌または二価鉄を加えると軽減できる。

また、施肥に使うチューブの目詰まりが問題となるが、重ねたストッキングのように目の細かいもので濾せばよい。

液肥は、作り方、使い方ともに工夫次第でまだまだ広がりを見せる肥料である。

「図解でよくわかる土・肥料のきほん」日本土壌教会監修 p.114

乳酸菌や光合成細菌といえば、嫌気性発酵で用いるEM系の資材に。

以前、嫌気性コンポストについて調べた時に出てきた細菌たちです。

そしてニ価鉄といえば、植え替えの時や挿木の時に愛用しているメネデールの主成分です。

両方ともすぐに取り入れることができるので、早速試してみようと思います。

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