肥後朝顔・涼花会、会長を訪問

植物

(投稿日: 2021/05/10)

肥後朝顔の栽培会、涼花会

2021年1月より会員になりました。

そして、専用の植木鉢を買い求めるため、会長のお宅へ赴く運びとなりました。


思いもよらず、肥後朝顔のエキスパートに会えることになりました。

栽培技術の教えを乞うまたとない機会です。

自分の苗箱を車に積み込み、見ていただくことに。

2021/05/08

会長は葉先の枯れた苗をひと目見るなり、

「水切れだろう」

と、診断。

もう駄目かと思っていましたが、中にある本葉が生きているようなので大丈夫だろう、との事でした!

こうならない為にどうすべきかお尋ねしましたが、資料に書いてある通りに、双葉の段階では「砂地に播種後、水やりだけ」で育てるとのことです。

下の写真は会長の苗箱。

同じ日に、同じように種を蒔いたはずなのに、全然違います。

2021/05/08

発芽率はなんと90%以上…!

私なんか50%未満です。

さすがは会長…

発芽前の処理など、技術があるのでしょうね。

その他に、気になっていることを色々と教えてもらいました。

培養土について

培養土は大豆大の礫5, 腐葉土2, 籾殻くん炭3の割合で配合調整したものをつかう。

肥後朝顔の作り方とおもな品種

Q.大豆大の礫、って何?

A.今はボラ土の小粒を使っている。

昔はこれとは違うもので栽培していたが、取り扱いがなくなってしまったために代用している。

植木鉢について

鉢は釉薬小鉢(外径11cm,高さ12cmの上開き丸型細胴の肥後水の平焼,小岱焼)を使用する。

肥後朝顔の作り方とおもな品種

Q.実際はどんなもので、どうすれば手に入る?

A. 小代焼ふもと窯に頼んでおり、涼花会の特注。会員にならないと手に入らない。

栽培するだけならば、サイズが4寸×4寸の素焼きの鉢などでも可能だが、「肥後朝顔」の正式なやり方ではない。

2021/05/08
2021/05/08

鉢底穴がかなり大きいと思いましたが、来年はこれよりも大きくして発注するとのこと。

砂利メインの土作りでこの巨大な穴。

「水捌けがかなり大事」なことが窺い知れます。

この植木鉢を今回は5つ分けてもらいました。

徐々に増やしていこうと思います。

ちなみに会長は300鉢くらい育てる、とのことでした…!


7月4日に熊本の水前寺庭園、古今伝授の間にて、展覧会があるそうで、それに向けて育てているそうです。

是非とも行ってみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました