突然の訃報には驚かされるもの。
令和7年8月14日、裏千家前家元の鵬雲斎大宗匠がご逝去されました。102歳です。
元特攻隊員という苛烈な経歴を持ち、戦後は茶道を通じて世界平和に貢献すべく精力的に活動されていた事はとても有名です。
お家元はもちろんのこと、90歳を過ぎて現役のお茶の先生なども珍しくなく、茶道の世界は「高齢でありながら現役」が当たり前。
人生100年時代をいかに生きるべきかを考えた際に、ロールモデルとなるべき人が沢山いるのが、茶道の良いところの一つだと考えています。
そのロールモデルの代表たる大宗匠が亡くなったということはあまりにもショックですが、不思議に単にショックなだけではありません。
むしろ何故か、妙に奮い立たされるような思いを感じたのです。
清々しくも凄みのある、何か。
私は今生きていて、生きている人に囲まれている。
そして私はいつか死に、私の周りの人もいつか死ぬ。
当たり前すぎる、生と死の厳然たる事実。
最近はしょうもない細かいことに意識を捉われてばかりでしたが、久々にこんなことを考えました。
そういえば、お盆はこういうことに思いを馳せる日だったかしら。
突然の訃報に触れて、私にとって2025年のお盆は急にお盆らしくなりました。



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