(投稿日: 2020/11/30)
前の記事で、土壌改良について学びました。
畑作に適した土作りのためには、固い土をほぐすだけでなく、堆肥など資材の投入が必要とのことです。
さて、実際には「どんな資材を」「どれくらいの量」投入したら良いのでしょうか。
複数のテキストから抜粋してまとめてみます。
「趣味の園芸 やさいの時間」 2020年12-1月号…寒起こしで1平米あたり米ぬか400-500g、その後のお礼肥で牛ふん堆肥300-400g。
「有機無農薬おいしい野菜づくり」福田俊・著…天地返しの後、有機質堆肥を1平米あたり5kg、ぼかし肥料500g。
農林水産省 有機物施用基準 …リンク先PDFより一部抜粋すると、刃物野菜類の場合、乾燥牛ふん堆肥10a(1000平米)あたり1500kg/年 = 1平米あたり1,500g/年。バーク堆肥なら10aあたり3,000kg/年 = 1平米あたり3kg
3つの資料を見比べて、さらにまとめてみます。
- 冬の土作りでは、肥料と堆肥の投入が必要。
- 米ぬかやぼかし肥料など肥料分は1平米あたり400-500g程度。
- 牛ふん堆肥やバーク堆肥は1平米あたり3-5kg程度。
我が700平米の家の畑に投入するとなると、おおよその必要量がわかります。
肥料…700平米 × 400-500g = 280-350kg
堆肥…700平米 × 3-5kg = 2,100kg-3,500kg
( д) ゚ ゚
さ、3.5トン…⁉︎
スケールがベランダガーデニングはおろか家庭菜園の水準を軽く超えてきました笑
これは700平米の畑を区切って、狭いスペースから初めていった方が良いかも知れませんね。
どの程度の規模感が適正なのか、についても考えてゆく必要がありそうです。
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