夏の暑さも和らいで、風が気持ちの良い季節になってきたこの頃。
今年も観月茶会の時期やってきました。

今回は「長板二つ置き」というお点前で、2席目と5席目の二席も担当させていただきました。
ミスは沢山ありましたが、大きな失点なく無事に終了することができました。

お茶会秘密道具
お茶会の経験から得た最も大切な学びの一つが、想定外のトラブルは避けられないということ。
「水屋茶杓がない!」「茶じょうごもない!!」「養生テープが無くなった…」「ハサミはどこ⁉︎」など。
過去の事例を思い返し、万が一に備えたオリジナルのお茶会秘密道具セットを準備。
今回の観月茶会が初の実戦投入です。

予想外の強風
屋根こそあるものの、観月茶会の会場はシティホールの外。風は吹きさらしです。

ススキがそよそよと揺れる風情はいいのですが、その日は非常に風が強く、時折吹く突風で屏風や掛け軸がバタバタと倒れます。
きました。予想外の事態です。
ここで大活躍したのが秘密道具、太めのテグスです。
お客さんから見えないように、屏風の裏にオモリを置いて、テグスを回して屏風を固定。
掛け軸も風で煽られないようテグスで何箇所も固定しました。
これが効果抜群で、しつらえは会ほ終わりまで問題なく持ち堪えることができました。

随所に主となれ
今回、お茶会に私物のテグスを持ち込むというフツーのお茶会ではあり得ない準備をすることで、屏風の転倒や掛け軸の破損などのトラブルを回避することができました。
茶会の現場を経験しなければ身につかないものが、だんだんと身についてきたのを感じます。
「自分に期待されていることは何か」
「自分の役割は何か」を考え、実践することは、お茶に限らず日常の全てに応用できる考え方です。
これからも色々と考え、実践してゆきたいと思います。


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