「奥秘」と呼ばれるお点前「行の行台子」を師匠より授かりました。
ゲームで例えると、これまで倒してきた中ボスたちが甦って合体して大ボスになったような感じで、手応え十分の重いお点前です。
そしてこのお点前を授かった者は、秘密結社「淡交会」の正会員になることができます。

まだまだこの先の方には更にレベルの高いお点前が控えているので、お茶の修行はまだまだ終わりません。
会員だけに配布される冊子「淡交タイムス」2025年7月号によると、裏千家の前・お家元、鵬雲斎大宗匠は「私は今年で102歳になりましたが、今でも毎日が学びの連続です。」と書かれていました。

茶道人口は減少の一途との事ですが、現代社会で失われつつあるもの、学ぶべきところのないものが、ここには沢山あります。
学んだそれらを日々実践すると、それまでとは違ったものの見え方、考え方が出てきます。
それらは社会に生きる上での知恵の源泉となり、行動の指南となっていることを感じます。
お茶の喜び、学ぶ楽しみは生涯尽きることはないでしょう。



コメント