壱岐と対馬

暮らし

仕事の大波押し寄せて、出張ばかりになりにけり。

ブログの更新がつい後回しになっている今日この頃。

最近の忙しさの原因である、仕事の出張のことを少し記録してみようと思います。

壱岐

博多港から高速船で約1時間、壱岐へ行ってきました。

玄界灘は「海上交通の難所」と言われているそうですが、この日の海はまるで湖面のように穏やかでした。

島での仕事を終えたのち、帰路に「はらほげ地蔵」という謎の言葉を見つけたので、立ち寄ります。

民俗学好きとして、こういう地域独特の何かには大いに惹きつけられます。

説明書きをみると、満潮時には水没するお地蔵さんで、お腹のところに穴が空いており(腹(はら)がほげている)そこにお供え物をすることからこの名がついたそう。

詳しい沿革は不明との事です。

お地蔵さんは、「この世の終わりの最後の最後まで現世にいて、どんな人も救う」という信仰の対象ですから、そういう救いの願いがあったことは間違い無いと思います。

私も海とお地蔵さんに向かって手を合わせました。

対馬

対馬といえば、ツシマヤマネコ。

どこかにヤマネコはいないかとその辺の植え込みに目をやると、見たことのない雑草が生えていました!

後で調べたら、これはおそらくツボクサ。化粧水などでお馴染みのあの植物です。

全国的にはそう珍しいものでは無いそうですが、ツボクサは海辺に近いところを好むらしく、海からとても遠いところに住む私にとっては見たことのない草だったので、「こんな普通種があったのか!」と変に驚きました。

植物の観察を楽しめると、どこに行っても退屈しません。

何のご縁か、帰りの空港にて鉢植えの植物があったので自らの土産に買って帰りました。

ヒトツバタゴ」という木です。

日本国内では対馬の他、長野県、岐阜県、愛知県と限定的な分布をしている、興味深い種類の木。

こういう分布のことを隔離分布と言うそうですが、何がこの隔離をもたらしたのかを想像するのもまた楽しいものです。

喜びは心が見出すもの

なかなか行く機会のない壱岐と対馬。

仕事なので、ゆっくり観光する暇はありません。

それでも好奇心を持って眺めてみると、面白いものの一つや二つは簡単に見つかるものです。

例え仕事が忙しくても、「忙しい」という漢字のように「心」を「亡くす」ことはないようにしたいと思いました。

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