2025年の目標

暮らし

目標を立てる

一年の計は元旦にあり、ということは古くから言われていますが、昨年を振り返るとやはりそれはその通りだなと実感します。

昨年は「お茶をやるぞ!」と決めていたからこそ実際にできたことだと思います。

新年。気持ちの改まった時こそ目標を立てるに相応しい時期。

今年も目標を立てて、一年の計としたいと思います。

器の修理の再開

およそ10年ほど前でしょうか。漆を扱うのが好きになって、割れた器を夜な夜な繕う日々を送っていました。

今となっては金継ぎが一つのブームを超えて文化として定着した感がありますね。

茶道の有名なお道具でも、金継ぎや漆継ぎが見どころとなっているものも多く、本来の器の機能を損なう「割れ」という要素を「味わい」に変える事ができるそれはまるで魔法のように感じられます。

扱いが難しい本漆を使うのが好きなのですが、その為に子どもに手がかかる時は漆から手が遠のいてしまっていました。

これまで「いつかやるから」と放ったらかしになった割れた器たち。

今年から再会してみようと思います。

運動習慣を取り戻す

漆にハマっていた時と同じ頃、毎週土曜日はランニングを楽しんでいた時期がありました。

ある本に感化されてランニングサンダルに出会ったが最後、膝を痛めてドロップアウト。

自転車を買うもなかなか乗る機会もなく、ダラダラとここまで過ごしてきております。

週にたった1回でも、しっかり続ければかなり効果があったのは確かです。

ランニング嫌いの私が走ることに目覚めたのは、運動不足が慢性化した同僚を見た事がきっかけでした。

子供の手がかからなくなってきて、時間の工夫の余地が出来てきた今。

初心を思い出し、文字通り「動き出そう」と思います。

丁寧に生きる

昨年末に見た映画「perfect days」には大いに感化されました。

言葉少なき主人公の生き様から、仕事も暮らしも、真面目に楽しく丁寧にすることの美しさ、人間生活の一つの理想の形を見ました。

日々是好日。

日々是道場。

平常心是道。

このような生活態度は禅の修行にも通じるところがあると思います。

考えてみると茶道の世界や民藝の精神にも通底する思想ですね。

安易に言葉に頼らず、丁寧に生きることを今年の目標としようと思います。

今年もひとつよろしくお願い致します。

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