テフロン加工のお鍋を再塗装したことについて。
テフロン加工のフライパンや鍋は便利なアイテムですが、1-2年も使うと塗装がダメになるのが最大の難点。
フライパン本体はアルミなので、長時間使用したところで使用には何の問題もないのですが、テフロン加工された表面がガサガサになってくると本来の「くっつかない」機能が発揮されません。
表面の塗膜だけの問題で買い直さないといけない。しかもそれが宿命的に1〜2年の寿命でやってくるというのがいつも気にかかっていました。
このテフロン短寿命問題に嫌気がさした料理研究家さんの中には、自ら鉄のフライパンをプロデュースした人もいます。
かつて鉄のフライパンを愛用していた私も再び「鉄派」へ再合流しようかとも考えました。
しかし鉄の調理器具が大好きでよく使うこともある私は、テフロン加工のフライパンには基材がアルミゆえ「くっつかない」だけでなく「軽い」「熱伝導率が高い」などの良さがあるのも実感していました。
テフロンにはテフロンの良さがあり、鉄には鉄の良さがあり、同じようにアルミにはアルミの良さがあるのです。
そこで、テフロンが単に塗装であるならば再塗装ができるのではないか…?と思って調べてみました。
webで検索したところ、思った通りに世の中にはテフロン塗装を行っている町工場があり、個人向けにも受注している工場もあることを見つけました。
早速メールで見積りを依頼。新品を買うより1〜2割くらい安い値段で再塗装が可能である事がわかりました。
工場に持ち込みから約2週間後。完成したとの連絡があったので引き取りに。
ガサガサだった塗装がツルンツルンになり、新品と同じようになりました!
新品を買うよりも安くできたのでリーズナブルに済んだ上に、今あるものをさらに活かすことができたので、とても気分が良いです。
再塗装という選択肢が加わったことで、この先のテフロン加工のフライパンとの付き合い方が変わりました。
これからも気に入ったものを大事にする暮らしを追求してゆきたいと思います
コメント