肺炎と秋の庭の生き物たち

ポタジェ

流行りには疎いのですが、流行り病には敏感な私。小さな子どもがいる今どきのご家庭では珍しくない話ですが、大流行するマイコプラズマ肺炎をもらってしまいました。

仕事に家庭に地域活動に、休む間もない忙しさの予定だったのですが、高熱に加えレントゲンで肺炎像まで認めてしまった以上はしばらく休む他ありません。

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数日、病床に臥しておりました。


何日も室内だけで過ごした後に外に出たときの空気の爽やかさ、しかもこの秋の空気といったらもうたまりません。

何度か呼吸を繰り返すと、だんだん居ても立っても居られない気持ちになってきます。

玄関から一歩外に出ると自然任せの庭が広がります。自然任せとは無作為。無作為ということは、どこを見ても新鮮な発見があるという事。

病院帰りに駐車場の一角が光を放っているように見えたのは、ノコンギクでした。

今年も見事に花を見せてくれました。

シュウメイギクは写真の適期を逃しました。歳月人を待たず、と無常感に浸っていたところ視線を感じて薮に目をやるとツユムシと目が合いました。

アブラナ科とニンジンを混植した畑は、ニンジンが順調に生育する反面、アブラナ科のカブや大根やタカナはほぼ全滅。

よく見るとその中にドクゼリモドキの苗がありました。後で花壇の方に移植しようと思います。

畑の縁の方には同じセリ科の園芸植物、オルレアが密集して育っています。

確かここはオルレアのシードヘッドから種まきしたところです。芽が出てくるまで自分でやったことを忘れていました。

そろそろ来年のメドウガーデンに向けて準備しなければ。去年よりポピーとヤグルマギクを増やしたいと考えているところでした。

種まきには時期があります。いつまでも休んでいるわけにはいきません。

「何かをしなければならない」というのは束縛のようであり、不自由なようでありますが、これこそ生きるということのような気がします。

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