2024年9月、サツマイモ(くりかぐや)の収穫

植物

リジェネラティブさつまいも

中秋の名月を過ぎた頃。

サツマイモ「くりかぐや」の葉が黄変していたので、収穫しました。

2024/09/21

「くりかぐや」はカネコ種苗が開発した新品種

植え付けは5月上旬でしたので、栽培期間は約120日に渡ります。

2024年8月1日 カボチャ、サツマイモ、メヒシバ等イネ科雑草

畝立てなし、マルチなし。

肥料なし、除草剤なし、水やりなし。

苗を直接植え付けた後は2,3回草取りしただけですので、環境再生型(リジェネラティブ)農業と言って差し支えない放任栽培です。

生育の違い

2024年6月26日

上の写真の右端がサツマイモの畝です。

写真の奥の方、軽トラの近くは雑草もまばらで極端に痩せた土。

そこでのサツマイモは取れるには取れましたが、痩せていました。

土も硬く締まっていて、掘り出すのも一苦労。

一方、カボチャや雑草と競い合うように成長した方のイモは立派なものが取れました。

2024/09/21

ここは緑肥のクリムゾンクローバーを刈り倒した後で、土はフカフカ。

芋を掘り出すのも簡単でした。

明らかに土の質が良いです。

凄いぞ、緑肥。

葉っぱが無くなる

今回、収穫時期について考えることがありましたのでメモしておきます。

サツマイモの栽培では通常「葉が黄変したら収穫の目安」とされています。

今回、一部の葉っぱには確かに黄斑が認められましたが、いくつかの株は葉っぱが殆どありませんでした。

それもそのはず、収穫中にはプリンプリンに太った幼虫(エビガラスズメ)がそこら中にいたのです…。

2024/09/21

今回は偶然、黄色い葉っぱを見つけることができたのでよかったですが、教科書通りに「葉っぱが黄色くなる」のを待っていたら、その葉っぱが無いことに気づかずに、収穫タイミングを逃してしまっていたかもしれません。

学び

今回のサツマイモ栽培はたくさんの学びがありました。

  • 畝やマルチは無くてOK
  • つる返しも不要
  • クリムゾンクローバーの後作で良品が取れる
  • 雑草は取りすぎなくてもよい
  • 収穫タイミングに注意

今年の学びを活かして、来年はもっと計画的にクリムゾンクローバーからのサツマイモ作にチャレンジしてみようと思います。

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