久々に趣味の園芸テキストを見ると、興味深い特集が取り上げられていました。
「スロースタートで大成功、夏まき夏野菜」との事。
普通ですと夏野菜のタネは春に、冬野菜のタネは秋に撒きます。
数年の菜園経験から「夏の間は種まきができない」と思い込んでいましたが、テキスト曰く6-7月でも十分間に合うとのこと。
お盆の時期だとさすがに遅すぎるかも、と思いましたが、最近の夏の様子は非常識。
昨日の常識は今日の非常識。今日の非常識は明日の常識。
こういう時こそ、まずは実践です。
テキストと同じ点
本に書いてある通り、そのまま植え付けられるサカタのタネ「ジフィーポット」に種を蒔きます。
40個入り581円でamazonで入手。(1個あたり14.5円/個)
使い捨てタイプの育苗ポットは久しぶりに使いますが、植え付けの手間が大幅に削減できるので非常によいですね。

エダマメ、とうもろこし、インゲン豆、きゅうりを蒔きました。
土は家庭菜園用の肥料入り培養土です。
タネ撒き後に、ふるいにかけた細かい土で表面をカバーします。
テキストと異なるところ
テキストでは1ポット1粒撒きとありましたが、使用するタネが古いので「発芽効率重視で2粒まきの間引き」にする事にしました。
置き場所は水切れ回避のために「芽が出るまで屋内管理」となっていましたが、家の中だとネコに荒らされる恐れがありましたので、屋外の日陰に置きました。
屋外だとナメクジによる食害リスクがあるため、細かい土の上に籾殻燻炭でマルチ。
日中は連日35度を超える猛暑日でしたので、水切れしないよう毎日たっぷり水やりしました。
タネ撒き4日で発芽

気温が高いので発芽も早いとは思っていましたが、わずか4日で発芽したのには驚きました。
発芽後は太陽光が必須になりますので、一日中日が当たるところに移動します。
猛烈な暑さに加えて土の容量が少ないので、ここからの管理も水切れを起こさせない事が大事になってくるはずです。
朝と夕方に見守ることにします。
育苗はスピード勝負、早期に植え付け
テキストを参照すると、スロースタートの栽培のコツに次のような記載がありました。
スロースタートは出発が遅い分、苗作りには時間をかけず、できるだけ小さいうちに植えつけて早く自立させます。
秋が迫っているので、スタートしたら一気に加速するのが成功の秘けつです。
(中略)
本葉1,2枚から植え付けOK。出来るだけ早く自立させる。
趣味の園芸テキスト2024年6-7月号 p.17
これまでの菜園経験では、自分自身が種まき後の植え付けが遅くなる傾向があるので、今回はその点も注意して管理しようと思います。
また、8月下旬になりましたら第二弾の種まきもしてみようと思います。
真夏、菜園の楽しみがひとつ増えました。
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