令和6年7月7日、肥後朝顔の展示会

植物

知られざる熊本の伝統、肥後朝顔。

その栽培会、「涼花会」の末席に入れていただいたのは2021年。今から3年前のことです。

入会するのはよいのですが、このタイミングと第二子誕生のタイミングが重なっていたので、正直なところ朝顔を育てる余裕はありませんでした…。

そんな下の子も2歳となり、少しずつ暮らしの中に予約が出てきたところ、2年ぶりに持ち寄り会に顔を出すことができました。


昨年、会長が亡くなったと知ったのは書面でのこと。

数回お目にかかっただけでしたが、とても素敵な方でしたので、もう会えないと思うととても寂しく思ったものです。

今回の持ち寄り会に顔を出すことができ、新しく会長になられた方にご挨拶ができたのは大変良かったです。

新会長も、長年の経験を積み重ねてこられた栽培の達人。

どれも「…凄い!」以外の感想が出てこない、全く及ばない技術の持ち主でありまして、どの花も見事で、惚れ惚れしてしまいました。

このように美しい状態の花を展示する事の凄さたるや、ただ見る側にいた頃には思いもしなかった事です。


通常は公開されていない「古今伝授の間」という、特別な茶室を解放して行う展覧会。

日本の伝統文化好きからすると、これ以上はなかなか無い、一つの文化的な極地だと思います。

何百年も脈々と種子を守り繋ぎ続けてきた事だけでも相当凄い事です。

その伝統をいま、こうして誰でもアクセスできるように提供されているという事は、有り難いというより他ありません。

今後、ゆとりのある時間を使って、こうした文化事業にも貢献できるよう努めてゆきたいと思います。

人生100年。

美しい花を咲かせることができるように、精進します。

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