環境再生型の栽培で育てていたジャガイモ「インカのめざめ」を収穫しました。
植え付けから約2ヶ月

過去記事の通り、前作のホウレンソウや春菊の残渣は地表面に放置。
そのままジャガイモを埋めて、稲藁でマルチを施し、あとは放ったらかし。
何の管理もせずに観察を続けてみました。
収穫
植え付け1ヶ月で出芽しましたが、その後あまり大きくなりません。
同じ時期に植え付けた別品種はまだまだ育っているので、品種のせいかもしれません。

植え付けから約2ヶ月で地上部が枯れたので、収穫することにしました。

芋を傷つけないように、しゃもじで掘り返します。
プチトマトくらいの大きさの小さな芋が出てきました!
そして地表面には残渣の姿ははなく、その代わりにミミズがいっぱい!!
狙い通りです!!!
収量
インカのめざめ8粒が、616gになりました。

別の畑にも植え付けてあるので、そちらも合わせると正確な収量が求められますが、まずまずの取れ高です。

小粒なジャガイモは皮ごと調理。
自家製ベーコンと共に、土井善晴先生のレシピ「ベージャガ」にして、小石原焼きのお皿に盛り付けてみる。
こういう暮らしがやりたかったんです。笑
実験成功
残渣を地表に放置するやり方も、稲藁マルチも、結果的には最高と言って良さそうです。
ジャガイモの栽培を通じても、様々な疑問を持つ事ができますし、常識とされていること以外の道もあることが明らかになりました。
人生100年。
様々な実験に今後もチャレンジしてゆきたいです。
追記、7畝の畑
そもそも買ってきたインカの目覚めの種芋は1kg。家の庭に植えきれなかった分は、家から離れた畑にも植え付けておりました。
そちらの収穫量がちょうど1kg。
つまり、インカの目覚めの収穫量は合計1.6kgで、0.6kgと微増(笑)。


となりに植えている北海こがねとは葉っぱの様子が全く異なりますので、この品種は栽培に技術がいるのでしょうね。
栽培に手間暇をかけられないうちは、この品種に手を出すのはやめようかと思いました。

草が茂ったところを不耕起でマルチを被せる雑マルチ栽培ではありましたが、雑草の姿は見事に消え去りました。
そして収穫中によく肥えたミミズに出会えたのは嬉しかったです。
芋はとにかく、土は育っていると思います。笑
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