何でもやってみないと気が済まない性質の私。
ミミズの土壌改革を読んだら、居ても立ってもいられなくなり、いつもより早起きして畑に直行。
好奇心の赴くままに遊んでいる畑。
緑肥を植えたり、ジャガイモを植えたり、アスパラを植えたり。
バジルとジャガイモ、サツマイモくらいはまあ採れましたが、そのほかにまともに収穫できた例はほぼありません。笑

定期的に耕運され、ナズナやオオイヌノフグリなどタフな雑草のみが僅かに地表面に表れています。
クリムゾンクローバーの茂み

畑の中央にこんもりと茂っているのは2022年ごろにマルチ間の雑草抑制目的で撒いたクリムゾンクローバー。

2年前の秋にタネを撒いたようで、昨年の春にはしっかりと花を咲かせていました。

地面が見えないぐらいにこんもりと葉が茂っており、雑草抑制効果は抜群。
ここにはいろんな生き物がいそうです。

さて、本の影響を受けて気になるのは地表面から地下の様子です。
茂みの中
クリムゾンクローバーの森は、掻き分けるのも大変なくらい茂っています。
外の葉っぱが茂っている部分を見ても分かりませんでしたが、掻き分けてみるとそこには本で見たような世界。

地表面付近にある枯れた古い葉っぱの表面には白い菌が食い込んでいます。

ヤスデもいました。
まさにここが有機物の分解の現場。
更に、ひと株引き抜いてみます。

土ごと引き抜けました。
科学的には植物の根っこからは炭素が供給され、菌類や微小な生物の栄養となります。
マメ科であるクリムゾンクローバーは根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定して、土を豊かにしてくれます。

まっすぐ伸びた根っこは、地表面からの雨や肥料の通り道となり、枯れてはトンネルとなり、複雑な構造を地下に作り出します。
物理的にも科学的にも、土壌はダイナミックに変化し続ける「動的な存在」であると体感しました。
どう使うか
コンポスト同様、すぐに手段が目的化するのも私。笑
クリムゾンクローバーも本来は手段であって目的ではありません。
ここにはこの後に何かを植えようと思っています。
軽く調べたところによれば、クリムゾンクローバーは刈った後に再生しないとか。
であれば、刈り込んでから次の植物を植え付けようと思います。
農業の常識的にはすき込み直後の植え付けは窒素飢餓のリスクがあるためNGですが、すき込まずに表層で分解するに任せるので、そこがどうなるのかも楽しいところ。
さて、何を植えようか。
楽しみは尽きません。
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