「好きな料理研究家の名前をあげてください」と言われたら、私は迷わず次の三人の名前を上げます。
瀬尾幸子、アンダーソン夏代、そして土井善晴。
中でも土井先生の考える現代の家庭料理についての思想は、私の大好きな民藝運動や茶道に通ずる思想でもあると感じ、先生の著作を通じて思想だけでなく料理についても多大なる影響を受けています。
テレビや著作など様々なメディアで大活躍の土井先生が、最近ラジオ番組を始めたとの事を知り、すぐにSpotifyのpodcastをフォロー。
早速聞いてみると、
「食事に関わっていない人間はいないのだから、食事については誰でも発言権がある」とか、「料理を数式にする事を思いついた」とか「パーソナリティのクリスさんを見ていると栗を思い出す」とか、面白おかしくも哲学的な深みのある土井先生ワールドが広がっています。
そして、生まれて初めてラジオ向けにお便りを(webの投稿フォームからではありますが)出してみました。
読まれたら嬉しいなという気持ちと、私のつまらん文章なんて読まれるはずがない、という二つの気持ちの間でソワソワ。笑
ハガキ職人の気持ちが少しだけ分かった気がします。
人生100年。
暮らしの中の楽しみを、どんどん見つけてゆこうと思います。
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