子育てとお茶について。
小学校1年生の長男は、土日にまとめて宿題をするようにしています。
とはいえ、土日になったとしても子どもを自由に放任していたら、自主的に宿題に取り掛かるなんてことはまずありません。
だからといって「宿題をやれ」と言っても子は動きません。
そこで様々な社会科学的知見を活かしてこの課題に取り組みます。
使うのは、魔法の言葉「一緒にやろう」。
「させる」のではなく「一緒にする」
子供でも大人でも、人を動かすのはとても難しいことです。
なので、「人を動かす」ことについては様々な社会科学的な研究がなされています。
私はそれらの知見を子育てに適応できないか色々とチャレンジしています。
その知見の一つが、「共にする」ということ。
我が身に置き換えて想像するとすぐ分かるのですが、「xxをやれ」「xxをしなさい」といわれても、やる気は湧きません。
親としてはやりがちなのですが、ここに促すべき根拠がついたとしても、言われた側の気持ちはあまり変わりません。
「痩せたきゃ走れ」「落ちこぼれになりたくなければ勉強するしかない」と言われても、やっぱりやる気は起きません。
でも、こうなるとどうでしょう。
「一人でやるのは大変だ。だから一緒にやろう」
これは不思議とやる気が湧いてくると思いませんか。
学友
そこで、子供に宿題を促すために私も何か目標を立てて勉強することに。
息子からは「お茶をもっと勉強したらどう?」と的確なアドバイスを頂きました。笑
もっと勉強したいと思いつつ、本が積み上がるばかりでお茶の世界の理解を深める事については長らく手がついていません。
積まれた本の中には「茶道文化検定」のテキストが。
息子は息子なりに目標に向かって勉強を頑張っています。
私もその横で、資格合格を目指して頑張ろうと思います。
このように思った途端、息子のことが「勉強をするよう導かないといけない子ども」から「共に目標に向かう仲間」のような感じになりました。
人生100年。
共に学ぶ仲間がいるというのは、嬉しいものです。
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