祖母はスイセンが好きだったようで、庭のあちこちに様々な品種のスイセンが植えられています。
祖父母の土地を継いだものとして、これはお供えしなければ!
かつて、いけばなとは仏様に備える花から発展した文化と学びました。
本やラジオから得た知識をもとに、見様見真似でスイセンをいけます。
花入は口径が大きく、そのままいけるとうまく立ちません。
そこで庭のザクロの枝を折り、花入の中に嵌め込んで花茎の支えとします。
花と葉を挿したら、しっかり立ちました!
挿す数は偶数とか奇数とかあった気がしますが、正しいことは分からなかったのでフィーリングで進めます。
お仏壇に飾ります。
向かって左側にお花、真ん中に香、右に火で三具足という正式な飾りになるそうです。
いけた後に香りを嗅いでみますと、品のある澄んだ甘い香り。
きっと祖母も喜んでくれる事でしょう。
いけて数日後、ツボミが開花。
命の移ろいを表現するのがいけばな、だとなにかに書いてあったのを思い出しました。
これからも、季節の花をいけてゆこうと思います。
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