畑でドッサリ取れるエダマメ。
有機無農薬で良く育つ、素晴らしい植物です。
豊作は有難いのですが、塩茹でにして食べるだけでは芸がありません。
そこで今回はペーストに加工してお料理しました。
先ずは大量に収穫。

量が多いので、枝から切り離すのも一苦労。
マメだけで3リットルくらいの量が取れました。

ナベを2つ使って、一気に塩茹で。

茹で上がったら、手作業で薄皮まで剥きます。
すごく時間がかかりますので、妻にも手伝ってもらいました。

全部で450gとなりました!
ここまで3時間以上かかりました。
ペーストそのまま離乳食

これをペーストにして、半分は赤ちゃんの離乳食に。
生産者は親たる私。
文字通り、畑からキッチンへ直送の有機無農薬栽培。
採れたての美味さたるや筆舌に尽くし難く、味は文句なしの逸品。
良質な植物性タンパク源でもあるエダマメペーストは、手前味噌ながら、ある意味で理想の離乳食と言えるのではないでしょうか。笑
エダマメフムス
赤ちゃん用に取り分けた後は、クミンやオリーブオイル、ゴマ等と共にミキサーにかけ、フムスにしました。
最近、中東の料理や南部アメリカの料理(ケイジャン料理)、メキシコ料理などに妙に惹かれ、色々チャレンジしています。

フムスは中東の料理で、本来はヒヨコマメで作るのですが、gardeners worldでエダマメフムスの記事があったので真似してみました。
エダマメとクミンの組み合わせなんて、自分の中からは決して生まれてこない組み合わせ。
パンに塗って食べると、とても美味かったです。
自分で作らなければ一生味わうことのできない、濃厚で深みのある旨味でした。
次回はずんだを作ってみようと思います。
手間暇をかける喜び
このエダマメ料理、相当な時間を費やしています。
収穫から薄皮剥きで半日がかり。
タネ蒔きからカウントすると、3〜4か月かかっています。
効率や生産性を重んじる価値観の人には、到底お勧めできることではありません。
しかし、この作業は時間がかかるからと言ってイライラしたり、気が滅入るような退屈な作業ではありませんでした。
それどころかむしろ、時間がかかること自体が喜びだったのです。
最近読んだ本に影響されているというのもありますが、時間をかけるということ、手間暇をかけるということは、それ事態に充実感を感じることだということに気づきました。
人生100年。
児童文学「モモ」のテーマにもありました通り、時間とは生きることそのものなのかもしれません。
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