今年もトウモロコシを植えました。
昨年は収穫直前にケモノに食われるというバッドエンド。
今年はケモノ対策が主なポイントです。
植え付け、成長
2列に苗を植え付けました。
今回もエダマメを混植。
マメ科とイネ科の組み合わせはメリットだらけ。
マメ科は土に栄養を送り込み、イネ科は深く根を張って大地を耕す。
それぞれ必要とする養分も異なるため、栄養分が片減りする事もなく、つく害虫や病気の種類も異なるため、特定の病害虫が大量発生するという事もありません。
最近では、種苗メーカーも2つを混ぜ合わせたミックス種を販売しているくらいです!
植物の力で植物を育てる、コンパニオンプランツの醍醐味です。
防獣ネット
実が太りだして来たら、今回の目玉。
防獣ネットの施工です。
専用の杭とネットをホームセンターで購入。
周囲をグルリと囲い込み、下の侵入を防ぐために杭でブロック。
素人の張ったネットの効果いかばかりかとあまり期待していませんでしたが、なんと全てのトウモロコシをケモノの襲撃から守り切りました!
完全有機無農薬のトウモロコシ、念願の収穫です。
皮を剥いてみると、先端がちょっと何かに喰われていました。
ほじくり返してみると、ゴマ粒くらいの大きさのコメツキムシみたいなやつが。
こやつの食害以外は無傷。
ほぼ全滅に追い込まれたケモノの被害に比べれば、かわいいものです。
防獣ネットのデメリット
防獣ネットにはデメリットもある、というのがやってみて初めて分かりました。
それは防獣ネットはケモノだけでなく、人の手も防ぐということ。
トウモロコシを収穫するためにネットを外す。
エダマメを収穫するためにネットを外す。
草をとるためにネットを外す。
ふだん意識する事もないので忘れてしまいますが、防獣ネットに阻まれる事で、我々ニンゲンも正真正銘のケモノなのを思い出しました。
いちいちネットを外すのが面倒で、いくつかのトウモロコシは収穫適期を逃してしまいました…。
人生、常に勉強です。
来年のチャレンジ
収穫直後のトウモロコシの味はやはり格別。
店に並んでいるものとは比べ物になりません。
これを食べると「来年もまた頑張ろう!」という気持ちになりますね。
来年は久しぶりにヘアリーベッチを用いた栽培にチャレンジしてみようと思います!
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