2022年、今年も春ジャガイモを植えつけました。
品種は昨年と同じホッカイコガネ。
マルチなし栽培に挑戦
前回は福田先生の本に従って「逆さ植えマルチ」で大成功でしたが、今年はあえてマルチなし栽培にチャレンジ。
芽かきや土寄せなどの手間暇がかかりますが、代わりに見た目の悪いマルチを見ずに済みます。笑
手間を取るか見た目を取るか、とりあえずチャレンジ。
30cmくらいの間隔で2列に植えました。
成長
マルチの有無に関わらず、ジャガイモは植え付けから芽吹きまで1ヶ月以上かかるのでドキドキします。
芽が出揃ったら弱々しい芽を取り除き、土寄せ。
更に花芽が出たら2回目の土寄せ。
今年は特に沢山花が咲きます。
葉が黄色くなってきた頃が収穫の目安です。
収穫
先ずは試しに2株収穫してみたのがこちら。
たった2つの種芋から、こんなに沢山のジャガイモが取れました!
反省点は、そうか病にかかってしまった事。
見た目が悪いですが味は問題なし。
自分の家だけでは食べきれないくらいの量があるので、あちこちに配ります。
マルチ、有りか無しか
さて、マルチの有無でどちらの方が総合的に良かったかと言うと、今のところマルチ有りの方が良い印象です。
芽かきや土寄せはタイミングが重要なので、そのタイミングに作業する必要があります。
今回は何とか都合をつけられましたが、家庭と仕事を持つものとしては、そのタイミングで動けるかどうか分かりません。
また土寄せを行うので、必然的に周りに何も植え付けることができません。
コンパニオンプランツ好きとしてはマリーゴールドを植えたいのに、それが出来ないのは残念でした。
更に地中深くに埋まっているイモを掘り出すのも大変でした。
つまり作業性から言えば圧倒的にマルチ栽培が有利です。
第三の道
しかし、マルチの見た目はガーデニングの観点からは受け入れ難いものがあります。
最近読んだ本では、ジャガイモを不耕起栽培で育てている実例が紹介されていました。
ジャガイモを〝植える〟ときは、単に種イモを地面に置き、アルファルファの干し草を薄くかぶせる。
かぶせすぎてはダメ。
やわらかな芽が干し草をかきわけて顔を出すのに苦労するから。
夏のあいだ、干し草が微生物によって分解されてきたら、株回りに干し草を足して、雑草の発芽を抑える。
収穫したくなったら、干し草をめくれば、ジャーン、そこはもう、ジャガイモ!
掘る必要もなく、洗うのも簡単。
たしかに、サイズはちょっと小さめかもしれない。
でも、グリルにはむしろ最高なくらいだ。
『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』ゲイブ・ブラウン著
https://a.co/isj0fZL
夏の間、の記載がある事から栽培時期が異なりますが、この記載を読む限り光を通さない、除去が可能な資材を被せればよいのです。
アルファルファの干草はないですが、敷き藁やコンポストで作った自家製堆肥ならあります。
このやり方で来年は試してみようと思います!
人生100年。
ジャガイモの植え付けチャレンジはまだまだできそうです。
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