いよいよ年末、クリスマスまであと1か月となりました。
イギリスの園芸雑誌、Gardeners’ Worldの12月号のレビューです。
クリスマス飾りの記事を見て驚いたのは、彼の国では実物のモミの木を切ったやつを使うということ!
豪快ですね。
他にもリースの作り方など、12月らしい特集が多かったですが、やはり心惹かれるのはMontyさんのコラム。
大きな変革のための、小さな一歩。
気候変動や自然環境に対するガーデナーの貢献について。
持続可能なガーデニングの主な目標は、
・炭素を多く使用する資源を削減
・炭素排出量を削減
・水を可能な限り効果的に管理
する事で、庭を可能な限り自給自足にすることです。
Gardeners’ World. Dec,2021.
無益なゴミを価値ある堆肥に生まれ変わらせるコンポストは、庭作りの心臓部。
可能な限りタネから育てることで、苗の輸送に係るエネルギーを節約できます。
雨水を利用する水瓶を作り、有効利用します。
農薬、除草剤、殺菌剤、殺虫剤は一切使用しないとまでは言いませんが、一度使い出すと何度も繰り返す必要があるのではないかと思います。
これらの使用は、ガーデニングの失敗の証です。
最高の庭とは、自然に逆らうのではなく、自然と協力・協調しています。
持続可能な庭とは、捕食者と獲物のバランスを取りながら、それ自体のいわゆる「害虫」を制御する庭なのです。
Gardeners’ World. Dec,2021.
他にも、ガソリン駆動の農業機械を可能な限り電動に置き換えたり、鍬や鋤など古い農具を手入れをする大切さなど、ガーデナー目線での持続可能な環境づくりについて興味深いアドバイスが沢山ありました。
我が庭も、理想の庭を目指してチャレンジを続けます。
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