悲しいお知らせ。
有機無農薬で栽培していたハクサイが全滅しました。
原因は明らかで、ヨトウムシの類による食害です。
ほとんど食べ尽くされてしまいました…。
無念ですが、無駄にはしません。
コンポストに入れて堆肥に転生させます。

これによってハクサイは地球上の温室効果ガスを固定した上に、次の菜園の糧となるのです! 笑
…悲しみに暮れるのはここまで。
さて、ここからが本題です。
私はこの経験から何を学んだのか。
被害の経緯
ヨトウムシによる食害の原因はシンプル。
まず、ヨトウムシの侵入を許したこと。そして、被害を発見して放置したことです。
過去の記録を振り返ってみると、初期の害虫対策はうまくいっていました。
初期はハクサイとハクサイの間にゆとりがあり、手が入れやすかったからです。
ところがハクサイが茂って結球し始めてくると、虫が見つけにくく、取りにくくなりました。
そして目を背けている間に、完全にやられてしまったのです。
教訓
第一に、害虫の侵入を許さない防虫ネットかけが重要です。
今回の防虫ネットは正直なところ不完全で、いくつか土とネットの間に隙間ができていました。
土とネットの間に隙間がないような防虫ネットかけが必要です。
第二に、メンテナンスしやすい防虫ネットのかけかたも重要です。
防虫ネットは端っこを土の中に埋めることで隙間なくかけられるのですが、こうすると開け閉めに難儀します。
つまり、理想の防虫ネットとは、開け閉めしやすく、隙間がない。
理想の防虫ネットを求めて
そんな防虫ネットのあり方について思案していたところ、2021年12月号のやさい畑に格好の記事がありました。
私の尊敬する福田俊氏のアイディアで、木製フレームを作って予めネット(写真では保温フィルム)を張っておき、野菜に被せるというアイディアです。

これならフレームを土に埋め込むことで隙間をなくせるし、開け閉めも簡単。
是非ともチャレンジしてみたいアイディアです!
人生100年。
学びと挑戦に、終わりはありません。
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