フィールドワークで発見した、荒地に咲きまくるジニア。
ジニアの育て方
来年の夏の花壇に向けて検討すべく、ジニアについて深掘りしてみます。
英語でwild zinniaと検索すると、アメリカ合衆国森林局のサイトに行きつきました。
読んでみると、ジニアは南アメリカからメキシコあたりが原産国とのことで、砂漠のように乾燥しているところに群生する野生のジニアの写真もありました。
育て方の引用元はイギリスの園芸雑誌、Gardeners’ World、2021年9月号より。
「ジニアは育てるのが難しい」と言われることがありますが、そんなことはありません。
ジニアを育てる上で注意すべきポイントは「苗の時に根へのダメージを避けること」で、
まず庭に直接撒く場合は、周囲のいらない植物を取り除いておきましょう。その際には、(引き抜いてジニアの根にダメージを与えないように)いらない植物はハサミで地上部を切り取るのが良いでしょう。
移植も可能で、その場合は苗を数インチのサイズまで育ててから、植えたいところへ移植しましょう。
Gardeners’ World.sep,2021
■植え付け場所…ベストなのは日当たりがよく、肥沃で水捌けの良い場所。日当たりは多少の陰になる場所でも可。背が低いものを鉢植えで群生させると見事です。
■ お世話…種まき・移植の時期は、遅霜が終わってから。背が高くなるものは支柱で支えましょう。
ジニアの品種
以下、Gardeners’ Worldオススメ品種。
ジャイアント・ダブル。
クイーン・オレンジ・ライム。
レッドスパイダー。
ザハラ・スターライト・ローズ。
パープル・プリンス。
ナチュラリスティックな花壇とジニア
園芸品種は実に華やかなジニア。
南米出身ということで夏の酷暑に耐えてきたのも納得です。
ガウラと組み合わせて酷暑の夏の庭を彩るならば、抑え目の涼しげな色合いのものがいいかしら。
背の高い品種は支柱立てが大変そうなので、元首のような背の低い、控えめな雰囲気の品種と出会えたら、花壇にお招きしようかと考えています。
いい巡り合わせがありますように!
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