メドウガーデンを作る上で、考え事。
それは植え付けの方法です。
花壇にタネを直接バラまく直播(じかまき)にするか、小さなポットなどで苗を育ててから花壇に移植するか、という2通りで悩んでいます。
直播のメリットとデメリット

直播の最大の魅力は省力化。種を撒くだけでいいので非常に楽です。
Gardeners’ World 2021年3月号にも、簡単で確実なメドウガーデンの作り方として「一年草の種を毎年撒く」ことが推奨されていました。
そしてもう1つのメリットは、より自然な植栽になることです。
ばら撒いた種のどこがどういう風に育つかは、自然任せになるので、作り込んだような人工的な雰囲気になりにくいです。
しかしそのメリットは、直播の危険性と裏表。
つまり、タネや双葉が過酷な生存競争にさらされるということです。
下手すると全滅もありえます。
また、種が発芽するためには、当然ですが地面に触れる必要があります。
直播をするためには地面の土が剥き出しである必要があり、苗の期間は周囲の環境に負けず育つことができる環境でなければなりませんので、いつでもできるわけではありません。
春の花壇から夏の花壇へ急に変えることはできないのです。
移植のメリット、デメリット

苗を作って移植する一番のメリットは、確実な成長が見込めること。
ある程度の大きさになった苗は体力があるので、病害虫にも強く生存競争で優位な立場にいます。
それゆえに植栽の計画に沿った思い通りの庭づくりが可能となります。
しかし、そのデメリットは手間。
育てて、植え付けるのは大変楽しい作業ですが、想像以上に手間がかかるものです。
過去の失敗を鑑みると、手間隙をかける選択肢は避けた方が良いのかもしれません。
一番の理想は何か
直播も移植も、一長一短。
となれば、どのような庭が理想か、に立ち返って考えてみます。
理想は、四季にわたって見どころがあるナチュラリスティックな雰囲気の花壇。
秋冬: コスモス→ナバナ
初春→初夏: オルレア,ヤグルマギク,バーベナ,ポピー,ムラサキツメクサ、シャスターデイジー
盛夏→秋: ガウラ,ジニア,グラス類→コスモス
こういうリレー栽培を考えています。
問題は、ナバナが満開の時期にオルレアやヤグルマギク、ポピーといった初夏のメドウガーデンが作れるかどうかということ。
ナバナの影になって、その他の植物が育つのかどうか不安です。
そのことを考えると基本は直播にしておいて、バックアップ用に苗を作っておくのが確実。
つまり直播と移植のダブルで手間がかかります。笑
どうすべきか、、、楽しい悩みは尽きません。
コメント