連日の猛暑。
そこからの長雨で、花壇がほぼ壊滅しました。
白状すると、原因は雨のせいだけではありません。
手入れをしばらく怠っていたのです。
やり直しをするために、しっかりと現状に向き合っていきます。
現状分析
夏の酷暑の下、花壇のメンテナンスを怠ってしまいました。
その理由を記録しておきます。まずは私の問題から。
筑後平野のど真ん中。夏の暑さはあまりにも過酷で、40度に迫ろうかという酷暑の下では30分と作業できません。
近所の農家さん達の様子を伺うと、朝の涼しい時間帯、4時とか5時から作業を始めているようでした。そして朝の7時にもなれば耐え難いほどの暑さとなり、そのまま日中は何もできません。
また土日だけでも作業に打ち込むことができればよかったのですが、それもできませんでした。
そうして放置していた結果、花壇は茂るに任せた結果、伸び、倒れ、隙間から雑草が次々と生えてくる状態に。
そこへ連日の狂ったような大雨。
これがとどめとなりました。
花壇は崩壊するべくしてしたと言って良いでしょう。
教訓
しかし、庭づくりははじまったばかり。
ガーデニング界のレジェンド、ターシャのセリフを思い出し、励みにします。
ステキは庭は1年や2年でできるものではない。何十年と時間がかかるもの。
ターシャ・テューダー
植物の種類ごとに、次回以降の反省も含めて記録しておこうと思います。
三尺バーベナ
軽やかで存在感がある3尺バーベナ。
思ったより長く咲き続けましたが秋までは持たず、8月には見苦しく広がってしまいました。
多年草とのことでしたが、花後の処理をどうしたらいいかよくわかりません。
そして想像以上に大きく育つ植物だったので、もっと背景に寄せて植えるべきでした。
とても好きな花なので、今の株は抜去して次の時期にやり直します。
ヤグルマギク
ミックスフラワーガーデンの種から出てきたヤグルマギク。
花も茎もとても美しいです。
しかし、めちゃくちゃ旺盛に茂るため、倒れて見苦しくなってしまいます。
刈り込みに耐えることは分かったので、次回以降は刈り込んで高さをコントロールして支柱を立てて倒れないように管理が必要そうです。
ルリタマアザミ
ユニークな形のルリタマアザミ。
暖地では育てにくいとは知らずに育てていました。
なんとか1つだけは花まで見せてくれましたが、決して健康そうな感じはしませんでした。
適地適作と言われるように、ルリタマアザミを植えるならば温暖な土地に適応した品種を選んだ方が良さそうです。
ソライロアサガオ
酷暑も大雨も生命力に変換させていくソライロアサガオ。
株間20センチ程度で密植したら、茂りすぎてモンスターになってしまいました。
鉢植えだと水も肥料も制限されているので品よく育つのですが、地植えではその制限ができません。
グリーンカーテンを作るにしても、地植えだったらもっと疎植でよいでしょう。
セージ
ソライロアサガオに負けるとも劣らず、すごい成長を見せるコモンセージ。
大きく育とうとしては倒れて見苦しくなってしまいます。
香りの良いハーブで、剪定するといい香りが立ち込めます。
強靭な性質のようなので、もっと刈り込んだり、株の数を減らしてもいいかもしれません。
雑草
花壇一面に植物を植えることができていません。
そのためどうしても隙間隙間から雑草が出てきて、夏はあっという間に覆われてしまいます。
雑草との付き合い方も、もっと色々なパターンを試したいところです。
教訓の教訓
失敗から学び、トライアンドエラーを繰り返す。
記録してゆくこと、現実を直視すること。
人生100年時代を楽しく豊かにしてゆくために、継続してゆこうと思います。
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