見たことも聞いたこともない生き物は、意外とそこら中にいるものです。
今日みつけたそれは、ナツズイセン。
夏の水仙、という名前ですがヒガンバナの仲間です。

突然、地面からスックと現れるので驚きます。
花の時期と葉っぱの時期がズレているタイプ。
以前ラジオで聞いた話だと、これも一つの生存戦略。
葉っぱは生きていくための養分を作る装置であり、植物たちは生存をかけて日照をめぐり争っています。
とりわけ日照の良い夏は激戦シーズン。
良い条件をめぐって激戦を戦うのではなく、他の植物が枯れ果てた冬に葉っぱを出して栄養を蓄えます。
「条件は悪いが、争いのない」ところで生きていくのを選んだのがこのタイプです。

人生100年を生きていく上で、これも一つの参考になる生き方だと感じました。
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