近所のホームセンターにて。
憧れの水生植物、サギソウを発見したので連れて帰りました。
サギソウとは
サギソウは、日本各地の日当たりのよい低地の湿地に生える球根性のランです。
親株から走出枝(そうしゅつし、ランナー)を伸ばして、その先端に翌年の球根をつくります。
3~5枚の細長い葉を根元近くにつけ、中心からまっすぐに茎を伸ばして、先端に1~5輪の花を咲かせます。
花は純白で唇弁(しんべん)の先端が3つに割れ、その左右の裂片には多数の深い切れ込みがあって、その形は白鷺を思わせます。
冬は球根だけになって冬越しします。
NHK みんなの趣味の園芸HPより引用改変
夏の盛りに、空飛ぶ純白のサギのような姿が大変美しい植物。
その花を見ると、最近の酷暑を一瞬だけ忘れさせてくれます。
サギソウは、採らずに買おう!
美しい山野草の例に漏れず、サギソウも自生地の開発や乱獲によって日本各地で絶滅危惧種となっています。
しかしこのサギソウ。冬には球根が、夏には花付きの苗がフツーに流通しています。
栽培によって球根が1年間あたり2〜3倍に増えるので、生産者が大量生産して大量販売しているのです。
にも関わらず、自生地では未だ盗掘が問題になっているそうで…
万が一、野生のサギソウを見つけて目を奪われたとしても、その気持ちをグッと堪えて園芸店に行ってください。
サギソウの使い道
この夏に実現することは難しそうですが、庭にスイレン鉢や水瓶を置いて水辺を作ろうと考えています。
サギソウは半夏生やトクサなど、他の水生植物とともに寄せ植えにする予定です。
しかし、スイレン鉢は一度設置すると重すぎて動かすのが困難な為、よく考えて設置しないといけません。
庭全体のレイアウトを考えてから、寄せ植え作りに取り掛かろうと思います。
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