トウモロコシを有機無農薬で育てています。
育てていく過程で様々な課題が見えてきたので、記録しておきます。
トウモロコシ、元肥の有無を比較
白マルチで栽培しているトウモロコシ。
左の畝と右の畝で明らかに株の色が違います。
左の色が薄い方は、元肥なし、3/27に直まき。
右の色が濃い方は、元肥あり、4/27に直まき。

見比べてみると、色が全然違うのがわかります。

元肥なしの方は、緑色が薄い。

元肥ありの方は緑色が濃い。
あくまでも直感的なものですが、元肥がある方が健康そうに見えます。
そして実際に周囲の畑を見渡してみると、こんなに色の薄いトウモロコシはどこにもいません。
色の濃い方が良いか、薄い方が良いかは火を見るよりも明らかです。
そして後から液肥で追肥をしても、緑の濃ゆい健康そうな色にはなりませんでした。
直まきのメリット、デメリット
そして植え付けについて。
野菜の植え付けは、畑に直接タネを撒く直播と、苗を育ててから畑に植え付ける移植の2種類があります。
この畑でのとうもろこしは、全て直まきです。
直播にしたのは、そもそも省力化のためでした。
直播はタネを撒いたら終了ですが、移植はポットへの種まきに加えて畑へ移植する一手間がかかるからです。
しかし直播にはリスクもありました。
発育不良があったり、抵抗力の弱い苗の時に病害虫にやられると、そこだけすっぽりと抜け落ちてしまいます。

10株以上、抜け落ちてしまいました。
これに対して、移植した場合はこちら。※品種は異なります。

一株も欠けることなく育っています。
そして直播は発芽まで鳥よけに不織布で覆っておく必要性があり、発芽まで見廻りが必要であることを鑑みると、そんなに省力ではなかった気がします。
エダマメをコンパニオンプランツとした場合はどのみち移植のプロセスがありました。
むしろ、かえって手がかかっていた気すらします。笑
有機無農薬のトウモロコシ栽培の教訓
とうもろこしは多くの肥料を必要とするので、元肥は必須。
ぼかし肥料や堆肥でよいので、しっかり肥料を入れた土で育てよう。
もしかしたら即効性の高い魚粉や鶏糞、油かす液肥の追肥とかで栽培するのがいいのかもしれません。
そして直播は株が欠けるリスクと、発芽まで見守るのが必要となることから、移植の方が効率よく栽培できそうな気がする。
総合的に考えて、次回は全て移植でやってみようかな、と思っています。
反省だらけのトウモロコシ栽培。
人生100年。
何度でもやり直せます。
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