そろそろ刈り取ろうと思います。


ヘアリーベッチの根には土を肥沃にする根粒菌がついているので、引き抜かずに株元から刈ります。

大活躍のマルチツールエボ。ヘッジトリマーのアタッチメントで刈ります。
刈ってみてビックリ。

こんなに茂っているのに、いとも簡単に刈れます。

その理由は根張りにあり。
なんと筋状にタネを撒いたまき溝からしか発根していません!
こんなに茂っているので、茎のあちこちから地面にガッチリ根を張っていると思っていました。
逆に言えば、地面にガッチリ根を張るわけではないので、傾斜地の土留めのような用途には不向きなのが分かりました。
依然コンパニオンプランツについて調べた時に「傾斜地でナギナタガヤが推奨」されていたのは、こういう違いがあるからなのですね。
これは実際に育ててみないと分からないことでした。

そしてヘアリーベッチが茂っている下は、殆んど雑草が生えていません。
前評判通りの雑草抑制効果。
凄いぞ、ヘアリーベッチ…
この後、刈り取ったヘアリーベッチはそのまま放置。
それだけで立派な敷き藁へ大変身!

根っこは窒素肥料の供給源として、地上部は敷き藁として刈取り後も畑で活躍します。
敷き藁化したヘアリーベッチの畝にスイカの苗を植えました。


もう一つの畝には、トウガラシを。

教訓
ヘアリーベッチの雑草抑制効果は本物で、刈り取りも簡単でした。
その後は敷き藁となり、枯れた後も活躍します。
夏野菜にとって大変素晴らしいコンパニオンプランツだと思います。
課題は「カラスノエンドウ」と間違われること。
「カラスノエンドウではありません」って書いた立て札でも出してみようかしら。笑
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