(投稿日: 2021/05/27)
しばらく目を離した隙の悲劇。
掘り上げ、開花に成功した祖母のバラはどうやら「ノイバラ」のようです。
このノイバラ、チュウレンジハバチの幼虫にかなり食害されてしまいました。
枝によっては葉っぱが全部やられています。
チュウレンジハバチは、驚くほど動きが遅く、身を守る毒もない、生態系の下の方にいる虫。
数匹が葉を食べているのは気づいていたのですが、「あの程度の数、アシナガバチの餌にでもなるがいい」と思って見逃していたのが誤りでした。
ノイバラの生命力ならこの程度の被害ならなんともなさそうですが、被害を甘く見ていた自分が情けない。
一匹のこらずツマミあげて放り投げ、鳥のエサにしてやります。
食害された枝を剪定しながら、このノイバラがレイニーブルーの囮になったのではないか、ということを考えていました。
ノイバラが害虫被害を受けていた一方で、レイニーブルーへの攻撃は微々たるもの。
レイニーブルーがやられなかったのは、ノイバラが害虫と共に益虫を呼び寄せていたからではないか、ということです。
だとしたら、ノイバラはヒーロー以外の何者でもありません。
本当のところはどうなのかわかりませんが、無農薬での栽培を続ける以上、ある程度の害虫被害は避けられません。
教訓
被害を最小限に留める上で、一番大事なことは「観察を続けること」なのかも。
そう思っていたら、バラの近くにコガネムシがいました。
メタリックでキレイ。更にカワイイ顔をしていますが、コガネムシの幼虫はバラの根を食べる害虫です…!
幼虫が土の中に潜んでいるかどうか、バケツに水を張って鉢ごと沈めました。
もし中にいれば空気を求めて浮いてくるらしいです。
今回15分ほど水に浸けていても何も出てこなかったので、多分大丈夫。
これからも油断せずに慎重に観察を続けます。
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