私はこだわりを持って、植物を有機・無農薬で管理しています。
無農薬で管理する理由は、愛すべき野の生き物たち(ポリネーター)を守るためです。
そうすると必然的に増えるのが害虫と呼ばれる虫達やナメクジたち。
有機農法の本を読むと、次のような話が書いてありました。
有機無農薬で畑をやると、最初に害虫が増え、次に害虫を狙う益虫が増える。
害虫が増える期間を無農薬で乗り切る為には、手間暇を掛けなければならない。
益虫が増えてくるまでのタイムラグをやり過ごせるかどうかが、有機無農薬の最初の障壁。
何かの有機無農薬系の本(笑)
実際に、バラにはクロケシツブチョッキリやアブラムシが襲来。
更に新しい害虫「チュウレンジハバチ」がやってきていました。
憎きコイツらを手で取り続けながら、益虫が来るのを待ち続ける日々。
そして遂にヒーロー達はやってきました。
アブラムシの天敵、ナナホシテントウ!
クロケシツブチョッキリやチュウレンジハバチの天敵、ハナグモ!
益虫と呼ばれるガーデニングのヒーロー達が姿を見せてくれました。
益虫がいるということは、エサとなる害虫がいるということ。
エサとなる害虫がいなければ、自然と益虫達も姿を見せなくなります。
つまり、益虫だけがいる庭、常に守られている庭、なんていうのはありえないのです。
悪役無くしてヒーロー無し。
人生100年。
自然の摂理に触れた瞬間でした。
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