イギリスの園芸雑誌、ガーデナーズ・ワールド。
私が敬愛するmonty don氏がメインホストを務める雑誌です。

4月号のレビュー。
夏に向けて「種まきの仕方」や「レイズドベッドの作り方」などが特集されています。
この中で気になった記事をレビューしてゆきます。
憧れのカタクリ

erythronium(エリスロニウム)とはカタクリの仲間。
カタクリは一年のうち、初春のたった2ヶ月程度しか地上部に現れないことから「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とも呼ばれています。
日本原産のカタクリ(erythronium japonicum)の野生種はレッドリストに記載される絶滅危惧種。
九州では殆ど絶滅しかかっています。
山野草の本でも「栽培がとても難しい」とされ、その美しさに憧れつつも手を出せずにいます。
カタクリは私にとって、文字通り高嶺の花なのです。
園芸品種のカタクリで「エリスロニウム・パゴダ」と呼ばれるものは育てやすく、園芸店に流通しているので容易に手に入るのですが…

とても元気の良い発色の黄色い花に今一つ魅力を感じないのです。
スプリング・エフェメラルは、繊細で儚げでないと雰囲気が出ません!笑
私の調べた限りでは
・園芸品種で育てやすい
・かつ繊細で儚げなカタクリ
を見つけられなかったのですが、
ついにそれを見つけることができたのです!

カタクリ「ホワイトビューティ」という商品名で検索すると、苗の販売もいくつか見つかります。
いつの日か我が家にもお招きしたい植物です。
世界のOkatsune
gardeners worldの1コーナーに「BEST BUY」というガーデニング商品のテストコーナーがあるのですが、そこを見て驚きました。
わたしも愛用している剪定バサミ「岡恒」がBEST BUYの剪定バサミとして紹介されていたのです。


赤と白のグリップは派手だなあと思っていたのですが、これは庭で落とした時に見つけやすいように、との事。
知らなかった。
自分の愛用品がまさかイギリスの園芸雑誌に載っているとは思いませんでした。
園芸シーズン到来
野菜の育て方、トマトの仕立て方、タネの撒き方。
これからいよいよ本格的な園芸シーズンの到来を予感させる記事が殆どでした。
実際に私の庭でも様々な変化が目まぐるしく起きているのを感じます。
人生100年。
まだまだ沢山の未知が、そこにはあります。
これからも興味の赴くままに、学び続けていこうと思います。
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