(投稿日: 2021/02/08)
悩みに悩んだ上で、花壇のコンセプトを決めました。
ナチュラリスティックな雰囲気のあるポタジェにします!
…ちょっと何言ってるか分からないと思いますので解説します。
ナチュラリスティック・ガーデンとは
ナチュラリスティック・ガーデンとは最近流行り(?)の庭造りのコンセプトです。
Piet Oudolfがデザインした、NYの高架後を利用した空中庭園「high line」や

新谷みどり氏がヘッドガーデナーを勤める十勝千年の森が有名です。

モチーフは「自然の風景」。
宿根草を中心に植栽し、季節の変化を捉える庭造りを心掛けます。
秋は枯れゆく姿を鑑賞できるように、枯れ姿も美しい植物を重用します。
地域とのつながりも重要なテーマで、その土地やその気候にあった植物を選ぶことも重要です。
ポタジェとは
ポタジェとは、愛でてよし、食べてよし、な家庭菜園のこと。

ポタジェ(potager)またはジャルダン・ポタジェ(jardin potager)とは、家庭菜園を意味するフランス語であり、果樹、野菜、ハーブ、草花などを混植した実用と観賞の両目的を兼ね備えた庭である。
wikipedia「ポタジェ」より
家庭菜園と訳してしまうと「鑑賞目的」の側面がわかりにくくなってしまうので、ポタジェと呼ぶことにします。

私の花壇は、伝説のガーデナー、モンティ・ドンの庭がインスピレーションの源。
彼の庭づくりに倣って、四角い枠で区切っています。
この枠の中に、ナチュラリスティックガーデンの要素と、ポタジェの要素を詰め込みます。
ナチュラリスティック・ポタジェで成し遂げたい事
整然とした畝の並ぶ畑と四角い花壇の枠組みを作ることで、
- 人の手が入った雰囲気
- 整然とした直線的な美しさ
- キチンとした印象
を獲得することができました。
しかし、当然これとは逆に
- 自然な雰囲気
- 柔らかな曲線的な美しさ
- 生命あふれる印象
が損なわれてしまいました。
ナチュラリスティック・ポタジェガーデンで成し遂げたいのは、この人工的な枠組みの中に自然な雰囲気をいかに作るか、です。
何を、どういう風に植えるか。
種類も組み合わせも無限大。
楽しみながらも、頭を悩ませる日々です。
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