(投稿日: 2020/12/25)
農家だった祖父母のお家。
家庭菜園スペースと家の間に、大きなコンポストが2つ据え付けてあります。
おそらく10年は放置されたまま。
その中の様子を知る人は誰もいません…。
風雨にさらされたプラスチックの本体はボロボロに劣化しています。
恐る恐る、撤去に取り掛かります。
まずは中身の確認。
ここからゴミの写真が出てきますので閲覧注意。
中身はタマゴの殻やピーナッツの殻が沢山。
最も恐れていた悪臭はありません。それどころか何の匂いもありません。
雨風から守られていたので風化することも堆肥化することもなく、パリパリに乾いています。
埋まっている裾の部分を掘り出し、スコップをテコにしてこじ開けます。
思ったより量はありません。
上の方に積もっている、形の残っているゴミをどかしてみると、なんとサラサラの土が現れました。
元の形の跡形もありません。
完全に土になっています。
時間さえかければ、微生物や虫たちの働きだけで、こうして自然に還るのですね。
人生100年。
10年の時の経過を目の当たりにして、今回は100年があっという間の気がしてきました。笑
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