アボカド栽培の事例研究.鹿児島の苗屋さん

植物

(投稿日:2020/10/22)

アボカド栽培の事例研究その2。

我が家のアボカドの栽培に向けて、「アボカド」「農家」でgoogle検索し、引っかかった記事を片っ端から読み漁っています。

「ゆす村農園」さんのHP.鹿児島県日置市

様々な品種のアボカドの苗木をオンラインショップで販売しています。

このホームページからアボカド栽培に関する情報をピックアップしてゆきます。

花つき

  • 開花タイプはAタイプ(午前♀、午後♂)とBタイプ(午前♂、午後♀)の2種類がある。(雄花と雌花が時間帯で変わる!?)
  • 品種によって開花タイプが異なる。(ex.ハスやピンカートンはA、ベーコンはB)
  • 比率は1:1でなくても、A:B=1:5または5:1くらいの本数までは大丈夫。
  • 2タイプを一緒に植えることで着果が安定する。
  • 早生の品種も晩生の品種も開花時期は春頃(3月~5月上旬)。
  • 着果後、樹上に置く期間が異なるので、収穫時期が品種ごとに異なる。

代表的な品種の特徴

  • ハス…耐寒温度-2℃。 収穫時期11-12月。Aタイプ(午前♀、午後♂)
  • ピンカートン…耐寒温度-2℃。収穫時期12-1月。Aタイプ(午前♀、午後♂)
  • フェルテ…耐寒温度-4℃。収穫時期12-3月。 Bタイプ(午前♂、午後♀)
  • ベーコン…耐寒温度-4℃。 収穫時期11-12月。Bタイプ(午前♂、午後♀)

苗の管理

  • まずは植える場所の最低極温を確認し、耐寒性の上回る品種をAタイプとBタイプを組み合わせる。
  • 苗木は、到着後すぐに移植をせず、5号ロングポットのままで1カ月ほど日照や気候に慣らしてから移植(3月~9月の、日照が強い時期のみ)。
  • 夏場は葉焼けに注意。遮光ネットを用いたり、かん水に注意。
  • アボカドは根が弱いので、植え替えの際は根鉢を崩さない様に。
  • 耐寒性のある品種でも、若木の間(2~3年)は耐寒性を発揮出来ない。
  • 若木の間は、0℃以下にならない環境での栽培を。

ゆす村農園さんの苗木は、全てのアボカド苗木の台木にベーコン種の実生を使っていまるそうです。

ベーコン種の耐寒性がマイナス4℃前後なのに対して、ハス種の実生は、 耐寒性や樹勢がベーコン種の実生より劣り、幹に病害が発生しやすいそうです。


また、ハスの耐寒性はマイナス2℃前後のため、耐寒性が強い品種が接いであっても、台木の方が寒害を受ける恐れがあるとのこと。


我が家で育てているのは全て、ハスの実生。

うまい具合に着果させるには逆の開花タイプのフェルテかベーコンが必要となりそうです。

また、ハスの耐寒温度は-2℃とのことで、栽培にあたっては温度管理が重要となりそうです。

何事も調べれば奥が深くて面白い。

ゆす村農園さんのHPのバナーリンクで「日本熱帯果樹協会」なる存在を発見しました。

こういうところは信頼できる有用な情報の宝庫!

どんどんディープな世界へと入ってゆきます(笑)

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