(投稿日: 2020/10/11,最終投稿:2020/10/17)
本来なら花をつける時期のイワシャジン。
花をつけることなく、地上部が枯れてしまいました(涙)
様子を見るために植え替えします。
山野草は栽培人口が少なく、いても高齢者なのでネット上に栽培情報が少ないです。
更に園芸品種のように育てやすい品種改良がされていないので、栽培が難しい種類も少なくありません。
そんな山野草の世界で貴重なテキストに従って、植え替えを行います。
1250種の管理を著者ひとりで書き上げた、狂気の本。
このイワシャジンの項を参照します。
【植え付け、植え替え】
・芽出し前後(2月下旬から4月上旬)または秋(10月下旬)が適期。
・ゴボウ根を傷つけないことが肝要。
・鉢はなるべく小さめにすると多湿にならずによい。
・植え込んだ後は日陰で管理。
・花後の丸い栄養葉が出ている時は全ての管理が可能。
加湿に弱いということを知らず、大きめの鉢で加湿気味に管理していました(汗)
それゆえでしょう、ひっくり返してびっくり!
殆ど根が張っていません。
更に、慎重に土を落としてみると、株が二つに分かれていました。
こんなミニサイズだったなんて…よくぞ今まで死なずにいてくれたものです。
(参考)
最近、安売りされていたところをレスキューしてきたイワシャジンのポットを抜いたところ。プロの栽培家マジすごい。
(続き)
小さめの鉢に移し替えます。
テキストでは用土のブレンドは高山植物用土(日光砂5:鹿沼土4:軽石1)となっています。
しかし、日光砂や軽石は持ち合わせがありません。そして、他に使う用途もないので買い足しもしません。
また、上のようなブレンドだと水捌けが良すぎて過乾燥になるのではないかと思い、土は鹿沼土7:赤玉土3にしました。
折角のテキストを無視していますが、ベランダガーデニングでは用土も置く場所も限られていますので、手元にあるものをうまく組み合わせる必要があるのです。
これにて植え替え完了!
メネデールを与え、日陰において管理します。
乾きすぎず、かつ湿らせすぎず、管理しなければなりません。
園芸の世界では「水やり3年」という言葉があります。
植物の個性をある程度理解し、植物を痛めずに水やりができるようになるには最低3年はかかる、と言う意味です。
人生100年、水やり3年。
人生は常に修行です。
(追記:2020/10/17)
液肥を与えました。
大きい方は葉が持ち上がっており、生命力を感じます。
小さい方はぐったり…
なんとか持ち直してくれ!
コメント
イワシャジン、どうしても絶えてしまいます!
(;_;)
イワシャジン、育てるの難しいです…写真の株は3年前に買ってきたのですが、年々弱っている気がします(汗)
テキストにしたがって、鉢を小さく乾燥気味に育ててみようと思います。
[…] 先日植え替えしたように、イワシャジンはすでに一鉢あります。 […]