(投稿日: 2020/10/06)
ベジトラグを使いこなそうとあの手この手を試しています。
レビュー1では水やりの頻度を疑い、電子機器を導入して加湿を防ぎながら水やりしてみたのですが、正直なところ効果はよくわかりません。
レビュー2では、ベジトラグで育つ植物の葉の色が薄い事、そしてマメ科植物だけは良く育つことからチッソ不足を疑いました。
→チッソ補給のためにヘアリーベッチを育てることにしました。
ヘアリーベッチの種まきから約2週間したところで、生育状況を観察します。
種まきから4,5日目。

新芽はひょろひょろと頼りなさげ。

種まきから2週間。

ずいぶん茂ってきました。
凄い生命力です。
タイミングの良いことに、今月発売の趣味の園芸やさいの時間テキストには「緑肥植物特集」!

タマネギ、セロリ、ナス、ハクサイなどチッ素を多く必要とする野菜を育てる場所には、ムギ類をすき込まない方が良い。
ムギ類の分解には多くのチッ素を必要とするため、土の中のチッ素分が減ってしまうのだ。
分解に多くのチッ素を必要としないだけでなく、チッ素を増やすマメ科植物がオススメ。
一方、エダマメなどマメ科の植物を育てる場合にはムギ類をすき込むとよい。
土の中のチッ素が少ないほど、根粒菌は根につきやすくなる。
趣味の園芸やさいの時間 2020年10-11月号 p.65
チッソは葉肥なので葉物野菜に重要であること。
c/n比の高いイネのような植物は分解するのにチッ素を多用するので、チッ素飢餓が起こること。
ベジトラグで悪戦苦闘しながら学んできたことで、だんだん土のことがわかってきた気がします。
…ベジトラグで育てられているのは、実は私なのかもしれません。
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