(投稿日:2020/09/30,最終更新日:2021/01/07)
コンポストを導入して一ヶ月がたちました。
3人家族共働きの我が家では約3週間で18Lのコンポスト容器がいっぱいになりました。
動物性のもの、調理済みのものは入れていないので、本当のゴミの量はもっと多い計算になります。
図らずも、家庭から出る生ゴミの量の多さを自覚する良いきっかけとなりました。
私が嫌気性コンポストに手をつけたのは「匂いや虫が出ない」「電源不要」「コンパクト」の3つの理由からでした。
この記事では、これらの3つの理由が満たされたのか検証します。
【匂いの検証】
蓋を閉めている限り、匂いはありません。
ゴミを投入するためにフタを開けると、酸っぱいような生ゴミの匂いがします。
嫌気性発酵の匂いです。
この匂いはかなりパンチが効いていますので、取り扱いには注意が必要かもしれません。
屋内でひっくり返したりしたら悲惨です。
【虫の検証】
一切出ません。
【電源】
もちろん不要です。
ただし、ランニングコストの観点で言えば「発酵用資材」を消費するので、これでお金が1,000円ほどかかりました。
2kgの資材があれば18Lの容器で4週間は持つので、月1,000円未満の出費となる見通しです。
堆肥のホームセンターでの価格はピンからキリまでありますが18Lあたり1,000円くらいで売られているものも数多くありますので、堆肥目的ならば市販品と同程度のコストで運用可能と思われます。
【コンパクト】
一度設置するスペースを確保すれば、コンパクトに運用可能です。
まぜ返すことも不要、日光も不要、空気に触れさせる必要も無論ないので、置く場所の自由度が高いのは魅了的です。
【その他】
液肥が取れるのは嬉しい副産物。
トータルで100cc未満と少量ですが、液肥を取ることができました。
ただしこれはコンポストの腐敗を恐れた私が内容物の水切りをしっかりやったり、水気が多いものを投入するときは発酵資材を多めに入れたりと調整したからだと思います。
福田先生の動画を見る限り、もっと気楽にゴミを放り込んでいき、たまった液肥は随時抜いていくくらいで大丈夫なのかもしれません。
抜いてはその度に使い切らなければいけないと思っていた液肥は、実は保存できるというのも先生から直接教えていただけたので、よかったです。
【堆肥を学び、育てる満足感】
最高!
以上の結果から、現状ではこのコンポストには現状ではかなり満足しています。
コンポストの容量が8割ほど溜まったため、現在(9/29)発酵を進めるため新規のゴミ投入を停止し、放置しています。
説明書によれば発酵は2段階。
まずコンポスト容器の中で2-3週間放置。これを一次発酵と呼ぶようです。
そののち、別の土と混ぜ合わせて更に熟成(二次発酵)させることで堆肥が完成するらしいです。
なぜ2段階に分けて発酵を進める必要があるのか、また調べて記録しようと思います。
(2021/01/07追記→約2ヶ月ほど放置し、開封してみました)
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