蓄圧式スプレー.レビュー

植物

(投稿日: 2020/09/14)

ベランダガーデニングの必須アイテム「蓄圧式スプレー」のレビュー。

ベランダにて

ポンピングによって加圧し、長時間スプレー噴射できる優れもの。

霧の粒の大きさや噴霧角度が変えられるのも大きなポイントです。

ベランダガーデニングと通常のガーデニングが決定的に違うところが「鉢が雨に打たれない」ことです。

鉢植えが雨に打たれると、泥がはねて病気になったりするケースもあるのでメリットでもあるのですが、デメリットもあります。

1番のデメリットはハダニが発生しやすい、ということです。

ハダニは水に弱く、雨で流されるそうなのですが、ベランダは雨がかからないためハダニにとっては絶好の環境です。

そんなハダニを洗い流すのはスプレーで水をかければ十分なのですが、しっかり水をかけて洗い流そうとすると通常のレバー式のスプレーだとすぐに手が疲れてしまいます。

親指が死ぬ
人差し指中指が死ぬ

更にハダニは葉の裏側に多く隠れておりますので、できればスプレーの噴射できる向きが変えられるのが望ましいです。

フツーのスプレーは上向きや逆さまで噴射できないので、この点も噴射方向が変えられる蓄圧式が有利です。

また、ハダニ対策以外でも役立つのが「葉面散布」の時です。

植物は根だけでなく、葉の表面からも水や養分を吸収できるので、根っこのない挿木に水やりする時に葉面散布したりするのですが、これも握り込み式のスプレーだと大変な思いをすることになります。

挿木、葉面散布でお世話になっているメネデール

メネデール(肥料でも農薬でもありません。鉄です。)などは100倍に薄めて使うので、この記事の圧力式スプレーならボトル満タン1リットルにつきキャップ1杯(10cc)と計量も簡単。

一度、タンクを落としてヒビが入ってしまったので、今あるのは2代目。

もはやこれなしでのベランダガーデニングは考えられません。

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