(投稿日:2020/09/04)
コンパニオンプランツという考え方があります。
異なる植物の植物を一緒に育てることで共存共栄の効果が得られる方法論で、「混植」または「混作」と呼ばれる農法の一つです。
病害虫を防いだり、お互いの成長を促進したり、収穫量が増えたり、風味や芳香を良くしたり等、様々な良い効果を生み出すと言われています。
コンパニオンプランツにおける植物の組み合わせのほとんどは「農家が積み上げてきた経験論」で、科学的に解明されている例は未だ少ないようですが、調べている限り現在は盛んに研究がなされているように感じます。
イギリスの家庭菜園の文化(ポタジエ)では混植は一般的に行われており、ガーデニング界のレジェンド、モンティ・ドン氏もガーデニングにおける混植を推奨しています。
コンパニオンプランツをテーマとした本も出版していたりして、園芸ファンや現代農家の間では一般化しつつある園芸技術と言えるでしょう。
具体例として、我が家ではブルーベリーの株元にミントを植えています。
鉢から溢れるように茂っているのがミント。
この組み合わせでブルーベリーは株元が保湿され、害虫がつきにくくなります。
昨年から続けている組み合わせですが、実際に水切れでブルーベリーが萎えることもなく、病害虫知らずで元気に育っています。
おまけにミントの収穫もできるので一石二鳥。
これもコンパニオンプランツの醍醐味ですね。
ベランダガーデニングにおけるコンパニオンプランツの可能性について今後も研究してゆきます。
コメント
[…] 培養土を入れて、コンパニオンプランツとして縁にはムギを植え付けます。 […]