(投稿日:2020/08/11)
agriculture(農業)とtech(技術)からの造語、アグリテックについて。
例えば、ドローンのDJIと農機具のヤンマーが共同開発した「薬剤散布用ドローン」。
植物の成長の悪いところや、病害虫が発生しているところまで飛んでいき、ピンポイントで肥料・薬剤を散布できるため散布量が節約できるのがウリ。
はたまたGPSを活用し、真っ直ぐのラインで苗を植えるクボタの田植え機などが開発されています。
農業機械のイノベーションは日進月歩です。
なかでも一番驚いたのが、乾田直播のイノベーション。
「苗づくり」「田植え」という米作りの常識を不要とする技術革新。
やったことがある人はお分かりでしょうが、米作りは大変。
祖父の家が農家なので、米作りの0.1%くらいはお手伝いしたことがあるのですが、大変な労働です。
それからバケツに水田を再現する「バケツ稲」を試した時は、お世話が大変すぎて気が狂いそうでした(笑)
乾田直播の詳しい方法は各ホームページに譲りますが、高齢化が進む農業の世界では「省力化」が大きなキーワードとなっており、乾田直播はそれに大きく貢献することでしょう。
農法について調べてみるととても楽しいです。
この記事とは真逆に、テクノロジーを使わない方向では冬期湛水不耕起栽培。
更には乾田直播不耕起栽培、なんてのもあり、興味深い農法が色々とみつかります。
人生100年、園芸ファンとしてはこれからが楽しみな分野です。
コメント
[…] 持続可能な開発などに関連する最新の農業技術やコンセプトはかねてより興味があるジャンルです。 […]
[…] 以前、農業機械フェアに行った時も、農機メーカーは各社「省力化」を謳っていました。 […]