ホームセンターやインターネットでプランターや植木鉢を探していると、スリット鉢という存在に出くわします。
側面に切れ込み(スリット)が入っていて、鉢の底には穴がありません。
このスリットがとても凄い効果を生むらしく、商品名は「とんでもないポット」です。(笑)
スリットのメリット1.鉢底石が不要
鉢の底に穴が開いていない形状から「鉢底石がいらない」のは、大きなポイントです。
プランターでは、水はけを良くするために鉢底石をセットするのは常識。
ベランダガーデニングでは、収納スペースも限られるので「鉢底石が要らなくなる」ということだけでも、
- 鉢底石を買わなくて良い
- 植え替えの時に、鉢底石と培養土が混ざらない
など大きなメリットになるのです。
スリットのメリット2.サークリング回避
底面穴がスリット状になっていることを特徴とする植木鉢のこと。一見、ただのプラスチック鉢のように見えるが、底に入ったスリットのため、根が鉢の中でぐるぐる回る現象(サークリング現象)を生じず、短い根がたくさん出て用土を有効利用することができる。
wikipediaスリット鉢より
スリット鉢のもう1つのメリット「根詰まりしにくい」「土が有効利用される」ことについては、正直なところ半信半疑。
むしろちょっと眉唾でした。
ところが、スリット鉢の実力が植え替える時にはっきりと現れましたのでここに記録しておきます。
スリット鉢 vs 陶器の鉢
水やり・肥料・日当たりはほぼ同じで、鉢だけ違う条件で1年間育てたフジの比較。
見比べてみると陶器の鉢は根が詰まっているのが明らかなのに対して、スリット鉢は根張りこそしっかりしているものの詰まっている様子は全くありません…。
写真では少し分かりにくいですが、幹の太さもひとまわりくらいスリット鉢の方が太いです。
鉢でこんなに差が出るなんて驚きです。
こんなに違うと全てスリット鉢にしようという気持ちになってきますが、いかんせんプラスチックなので風情がないのが最大のデメリット。
性能と見た目のバランスを探究してみようと思います。
コメント
[…] スリット鉢に植え替えました。 […]
[…] 今回は5号スリット鉢に植え替えます。 […]
[…] 2020/10/09スリット鉢へ […]
[…] 今回は5号スリット鉢に植え替えます。 […]
[…] スリット鉢に植え替えました。 […]
[…] スリット鉢に植え替えました。 […]