私がお茶を習い始めたのは2019年の秋。
茶道に興味はあるけれど、何からはじめていいか分からない人に私の体験が参考になれば幸いです。
茶道との出会い

私が茶道を始めるきっかけとなったのは一冊の本です。
その名も「1億人の茶道教養講座」岡本浩一著。
千利休など歴史上の重要人物から現代に至るまでの経緯、楽茶碗などのお道具の解説、茶事の楽しみ方まで茶の湯の世界の魅力をまとめた本です。
日本の伝統文化や芸術、思想に興味、憧れ、関心があった私は「この世界なら沢山の学びが得られるに違いない」と心躍らせました。
(そして、それは大正解でした!)
茶道、手がかりがない…

本を読んで気持ちが昂り、いざ習おうとした時。
どこで、何を、どうしたらいいのか。これが、さっぱりわかりません。
茶道はネット上に情報が少ないです!
そういうわけで
「茶道を習いたいんだよね〜」
「でもどうしたらいいかよく分からないんだよね〜」
…と事あるごとに色んな人に言いふらしていたらなんと、身近に茶道を習っている人がいたのです!
茶道の始め方
茶道を習っている人に尋ねると、次の2通りの始め方がいいとオススメされました。
【オススメ其の一】市報やカルチャーセンターなどの体験教室

最大の利点は
「あ、この先生ちょっと私と合わないな」
と感じた時、その教室を避けることができることです。
入門してから先生を変えるのは気まずいですものね。。。
【オススメ其の二】知人の縁

「茶道を習いたい」ということを知人に話すと、その人の近くに習っている人がいる場合、紹介してもらえるかもしれません。
信用できる知人の紹介なら安心です。
私はこの時「この友人の縁で決まる」と思っていました。
インターネットの力に立ち返る

その人の通っている稽古場を尋ねると、我が家から通える距離でないことが判明したのです…
残念ながら諦めざるを得ませんでした。
そしてしばらくの間、市報やカルチャーセンターのお知らせをチェックしながら悶々と過ごしていました。
最後の手段は、やっぱりネット。
「○○ 茶道」とググる。(○○は近所の地名)
すると、この世界では大変珍しいことにホームページまで整備された茶道教室が近所にあるではありませんか!
早速、問い合わせフォームから見学を希望する旨を伝え、お邪魔することになりました。
先生に指定された日に稽古場へ。
服は何でもいいと言われたのですが、スーツで行ったと思います。
先生も生徒さんも笑顔で迎えてくださり、稽古のスケジュールや月謝の説明を受けたあと、通うかどうかを尋ねられました。
とてもいい雰囲気だったので私はここで入門を決意したのですが、もし自分に合わなさそうな雰囲気を感じたらやめておきましょう。
ニコニコしながら「家に帰って検討します」とでも言えば大丈夫。
先生を選ぶとか、雰囲気が合わないならやめておく、とかネガティブな事ばかり書きましたが、楽しく続ける上では大事なことだと思うので敢えて書きました。
これから茶道を始めようと考えている方々に、素敵な出会いがありますように!

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