暮らし

2025年、中秋の名月

茶道を始めて良かったことの一つに、移ろいゆく季節を日々楽しむ事ができるようになったことがあります。春は花夏ホトトギス秋は月冬雪冴えて すずしかりけり道元禅師この時期の定番、観月茶会は事情により途中で退席しましたが、やはり秋は月。わずかに冷え...
植物

クワ(桑)、出現

庭のブロック塀の外に、普通の雑草とは異なる雰囲気の植物が生えていました。一体これは何ものなのでしょうか。葉っぱの形に特徴があります。どう育ってゆくのか、しばらく生育を観察していましたが、その成長は早く、どんどん大きくなってゆきます。調べたと...
暮らし

大宗匠の訃報とお盆

突然の訃報には驚かされるもの。令和7年8月14日、裏千家前家元の鵬雲斎大宗匠がご逝去されました。102歳です。元特攻隊員という苛烈な経歴を持ち、戦後は茶道を通じて世界平和に貢献すべく精力的に活動されていた事はとても有名です。お家元はもちろん...
茶道

2025年、青年交流茶会の記録

葉蓋茶道の魅力の一つに、季節感の演出があります。夏の暑い時期には、少しでも涼しさを感じられるように。逆に冬の凍えるような時期には、少しでも温もりが感じられるようにします。そんな夏ならではのお点前の一つに「葉蓋」というお点前があります。私が心...
茶道

令和7年の夏、奥秘伝授

「奥秘」と呼ばれるお点前「行の行台子」を師匠より授かりました。ゲームで例えると、これまで倒してきた中ボスたちが甦って合体して大ボスになったような感じで、手応え十分の重いお点前です。そしてこのお点前を授かった者は、秘密結社「淡交会」の正会員に...
植物

令和7年7月6日、肥後朝顔の展示会

今年も肥後朝顔の展示会に行って参りました。会員たる私も本来ならば、この日に向けて天塩にかけて育てた朝顔を持ってくるべきなのですが、昨年に引き続き今年も多忙を理由に種蒔きの時期を完全に逸してしまい、手ぶらでの参加です。小ぶりな鉢からすっと伸び...
暮らし

草刈りとメンツと風と笑顔

「印象、日の出」っぽい雰囲気の朝6時30分。近所の河川敷の草刈りの日です。草を刈る。ただひたすらに草を刈る。夏は地域の皆さんと草刈り三昧。どうしてこんなに草を刈るのでしょうか。汗をダラダラ流しながら考えます。景観の維持。堤防の保全。牛や馬を...
暮らし

壱岐と対馬

仕事の大波押し寄せて、出張ばかりになりにけり。ブログの更新がつい後回しになっている今日この頃。最近の忙しさの原因である、仕事の出張のことを少し記録してみようと思います。壱岐博多港から高速船で約1時間、壱岐へ行ってきました。玄界灘は「海上交通...
昆虫

ホタルあそび

庭に植えているホタルブクロが咲きました。地植えで、特に手をかけるまでもなく毎年咲いてくれる貴重な山野草です。世にはいろいろな花がありますが、私なぜかホタルブクロのことがすごく好きなんです。何故この植物が好きなのかというと、姿カタチも勿論です...
茶道

2025年、初めて茶事に招かれる

茶道を習う目的の一つとして「茶事を主催する」ことがあります。茶事とは、懐石料理から始まって、お菓子と濃茶、さらに薄茶と供されるフルコースのこと。今まで参加してきた利休忌などのお茶会とは全く趣を異にするイベントなのです。2025年5月6日、師...